川への想い

    2011 prologue  (Chambery の街 と Etape du Tour Act 1 受付)

 絶対に、もう一度やって来るぞと誓った、初めての Etape du Tour 参加から5年。やっと2度目の参加が実現することになりました。リフレッシュ休暇を始め、いくつかの条件が揃ったことが一番ですが、なんと2011年は、1週間おいて2つの Etape du Tour が開催されるとのこと。そのうちのひとつは、有名な Col de Gallibier(ガリビエ峠)が含まれていると知って、こりゃ折角なので二つとも参加するしかないと即決でした。
 しかし、前回以上に直前までドタバタしていて、事前情報収集はもちろん、準備さえ満足にできないまま出発当日を迎えることになりました。7月8日(金)夜、成田空港近くのホテルで、この後10日あまり同室となるYoさんと合流。翌9日朝、空港で送っておいた自転車を受け取って、ツアーのみなさんと合流。なんとそこにずっと以前から知り合いだった香川のNさんの姿を見つけてびっくり。なんでも初参加の前年に続いての参加とのこと。ここにもひとり Etape du Tour に魅せられてしまった人が・・・。もうひとつ驚いたのが、集合した10数人のうち、自転車の梱包が段ボールだったのは私ともうひとりだけだったこと。2006年時は、半数位が段ボールだったのですが。
 成田空港チェックイン フィンランド上空付近 Charles de Gaulle 空港駅 Lyon 駅
 さて、長い(12時間)フライトを経て、フランスへ。北欧・バルト海が見えてくると、漸くもう少しです。Charles de Gaulle 空港到着後、今回は空港直結駅からTGVで、まずは Lyon へ向かいます。Lyon 到着時、まだ明るいですが、現地時間で21時過ぎ。さらにそこからバスに乗り換えて、宿泊地の Chambery に到着したのは24時頃。日本を出発して、丸24時間ほどかかっています。まずは睡眠です。
 翌早朝、まだ人影の少ないホテル周辺を散策してみました。ホテルは Chambery 駅のすぐ近く。駅にはレンタサイクル。自転車道も整備されているようです。
 朝食後、翌日の Etape du Tour Act 1 の受付に向かいます。スタート地点の Modane(モダーヌ)まで80qくらいだったでしょうか。街を出ると、まもなく記憶に残る特徴的な上方が切り立った山が見えてきました。その後、山々や裾野に広がる農地、時折現れる田舎の村などの車窓を楽しみながら、Modane に到着。まずは自転車を組み立てます。その後、受付会場へ向かうのですが、地図でみると自転車で十分走っていける距離と思われましたが、どうも標高差があるようです。ということで、シャトルバスに乗っていくことにしました。
特徴的な山塊 シャトルバス乗り場 自転車組み立て中 民家のオブジェ
 いや、これが大正解。会場は何処だろうと思うくらい、バスは九十九折れの坂道をどんどん登っていきます。こりゃ自転車でやって来ていたら、翌日本番の脚を削るところだったなあと思いました。到着いた受付会場は、スキーリゾートのよう(Satation e Valfrejus)でした。受付も無事終了。自転車メーカーのブースなども覗いてみますが、なにより目を奪われたのは、眼前に広がる山岳光景。翌日も天気はいいようで、楽しみです。
 受付会場からホテルに戻った後、少し時間があったので、適当に近くをちょっとサイクリングしてみることにしました。当時は、スマホはもちろん、事前に Etape du Tour や、観戦する Tour de France のことさえ満足にチェックしていないくらいでしたから、途中の街などは全く知らないまま。適当に走って元に戻れば良かったのですが、何処かで道を間違えて迷ってしまいました。街の中をウロウロしていたら、象の噴水が。駅はすぐ近くなんだけどなあ、とウロウロしながら、なんとか帰ってくることができました。
 夜は、ホテル近くのレストランで食事。翌日のため、早めに就寝となりました。

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