祖谷川・京柱峠・梶ヶ森

コース 大歩危−西祖谷−京上−京柱峠−大王−梶ヶ森−大豊−大歩危 
走行距離     一周 96キロ
最高地点   京柱峠(標高1157m)  梶ヶ森(標高1400m)
走行日     2006年 11月12日  MTB  天候:晴れ
 徳島高知県境の京柱峠から梶ヶ森を走ってきました。スタート・ゴールは大歩危。大歩危からは県道西祖谷山山城線で西祖谷へ。京上までは祖谷川沿いを遡り、京上から国道439号線を京柱峠へ。峠からは前回同様徳島側には三嶺や落合峠方面(頂はうっすら雪化粧?)、高知側には梶ヶ森をはじめ、南小川に沿う山村風景を堪能することができました。
 大豊方面に一気に下った後、梶ヶ森山頂を目指してこの日三度目の登り。これがまたきつかった。前回の印象(4年前・みんなでワイワイ言いながら登ったためか)はそこそこであったと思っていたのに、約13kmで標高差1200m弱。ほとんど全長に渡り10%の勾配が続いていました。時速は6〜7km/hr。しかし、なんとか辿り着いた山頂からは(一時雪まがいの白いものが舞ったほど寒かったのですが)、360°絶景の展望。東北東には三嶺、手前には先程登ってきた京柱峠、北には国見山から眼下に吉野川の流れ、西方向には野鹿池山から四国山地、早明浦方面、そして南には光る太平洋が!
 それにしても、帰宅後、紅葉にしても山にしても、すっきりした写真が全く無いのにはがっくり。  (2011年 1月 6日 更新)
   
                                 梶ヶ森山頂から、京柱峠方面(中央左鞍部)、最奥は落合峠方面
本日の客観的データ    走行距離96km、積算標高差約2400m、実走時間5時間42分、平均速度16.8km/hr
        大歩危−祖谷トンネル−西祖谷−−京上−−京柱峠−大王−梶ヶ森−−大豊−−大歩危
時間(時分)  9:00------9:50------10:10----10:50----12:00--12:50---14:30---15:40----16:30
距離(km)    0--------10--------14------25-------39----55-----68------83------96
標高(m)   255-------535-------300-----500-----1135---270----1400----200-----155
 徳島を午前7時に出発、高速道路は通らずに下道を走ったら、やはり結構時間がかかりました。9時前に大歩危について、そこからMTBでスタート。
 まずは国道32号線を吉野川に沿って遡りました。この32号線沿いの大歩危は何度も通っていて、この日も単に通過点としてしか考えていなかったのですが、どうしてなかなかの紅葉でした。眼下には吉野川の流れ、まだ朝早いのに、観光のい川下り舟がゆっくりと走っていました。この間MTBならでは、ほとんど人の通っていない自転車通行可の歩道を走りました。川側に飛び出すようにある歩道からは、クルマで通ったのでは決して味わえない大歩危の姿が楽しめました。

土讃線・大歩危駅

祖谷川に沿って 1
 3kmほど走った大歩危橋で左折。県道45号線で西祖谷へ。この45号線、開通した当初は有料道路であったと思います。なぜか、この日まで通ったことがありませんでした。峠・トンネルまでゆっくりと登って行く横を、時折かずら橋見物に行くと思われる観光バスが抜いていきました。

祖谷川に沿って 2

祖谷川に沿って 3
 西祖谷からは県道32号線を祖谷川に沿って遡ります。有名な祖谷のかずら橋までは道がとても広くなっており、かずら橋たもとの対岸には広い駐車場ができていました。紅葉のかずら橋にもちょっと心を惹かれましたが、人が多いところは苦手なので素通り。
 そこから先は、時に2車線に拡張されたところもありますが、基本的に1車線の道。川に沿う山肌はちょうど見頃の紅葉。大樹こそほとんどありませんが、微妙に異なるトーンの黄、赤、緑が目を楽しまさせてくれました。ただこの日は若干雲が多く、しかも強風で雲の流れが速く、写真を撮ろうと思って立ち止まりカメラを準備する間に翳ってしまうことが多く、その透明感溢れる彩りがうまく撮れなかったのが残念。

京柱峠から落合峠方面

京柱峠から三嶺方面
京上からは、国道439号線・通称よさくを京柱峠に向って走ります。道はすぐに国道とは思えない細い一車線の道となりそこそこ荒れていました。勾配はほどほど。次第に標高を上げていきます。途中、熊谷林道の分岐点と前年走った祖谷山林道の分岐点を確認しました。そこからは昨年と同じ道となりました。周囲の風景もありきたりの山肌と言えばその程度ですが、クルマが少ないので走りやすい道でした。11km標高差600m強の行程を1時間余りでゆっくりと登坂。
 峠からは、前年同様の眺望。徳島側・三嶺や落合峠方面の山頂は、雪が降ったのか白っぽく雪化粧をしているように見えました。高知側にはこれから登る予定の梶が森も山頂まですっきりと見えました。南小川沿いの谷の両側・山腹には、ずっと以前(1985年)に初めて訪れた時とさほど変わらない数の集落が点在して見えました。

南小川川沿いの山村(京柱峠から)

八畝集落付近から、対岸の山村
 京柱峠からの眺望をしばし堪能の後、何度か京柱峠方面を振り返りながらも、梶ヶ森・谷相林道への分岐部・落合まで一気にダウンヒル。落合手前では、南小川川の南岸に新しい道ができていて自然とそちらを通るようになったので、大豊方面から登って来ると梶ヶ森の表示のあった前2回の分岐部よりちょっと谷相側での左折となりました。

谷相林道・松尾越え方面、電波塔跡(右端)が見える

高知平野から土佐湾・太平洋
 さて、ここからが誤算でした。前2回とも結構急な勾配であった印象ではあったのですが、今回と違っていずれも最初の登坂。今回は3本目ということもあったのですが、やはり山頂までで計測すると、上述のように13kmで標高差1200m。ほぼ平均10%。登れども登れども、一向に勾配は緩くならず(途中、八畝という部落の付近のみが唯一の緩斜面でした)。
 中腹にあったと思っていた龍王の滝も標高800m付近、標高1000mを越えてもまだまだ低木が続くなど、4年前の記憶が結構間違っていることも再認識する羽目になりました(毎度のことですが)。

最奥・鞍部が京柱峠 梶ヶ森山頂から

天文台と物部川分水嶺のやまなみ
 漸く標高1100mを越えたところで、南側への展望が広がってきました。吉野川と物部川の分水嶺である松尾越えの手前の急坂も確認できました。天文台や山小屋のある地点は標高1200m。そこから標高1400mの山頂がすぐそこに見えるのですが、これまた10%を越えるような道が最後まで2kmほど続きました。ほぼ頂上手前で南方向・茂ノ森の向こうに光る海が!土佐湾・太平洋が見えました。条件が良ければ見ることができるだろうとは思ってましたが、ラッキーでした。刻々と変化する天候のため好条件とは言い難かったのですが、それでも思わず「おおっ!」と歓声を挙げる光景でした。
 梶ヶ森山頂には14時半に到着。途中から見え始めた太平洋はもちろんですが、厚い雲に覆われた前回と異なり、今回も厚い雲が上空を覆っていたものの雲の高度が高かったので、ほぼ360°の展望を楽しむ事ができました。1400mの山頂には鳥瞰の説明図もあります。

国見山(最奥)と吉野川(手前中央) 梶ヶ森山頂から

西方向・早明浦方面 梶ヶ森山頂から
 東南方向はやや靄っていましたが、室戸方面、その手前に谷相・松尾越えの吉野川・物部川分水嶺となる山々(稜線直下の北側に横走する道筋は楮佐古小檜曽林道でしょうか?)、東に転じると、手前に先程登ってきた京柱峠、その奥には三嶺や落合峠付近の山々。北には国見山がどっしりと、そしてその直下には吉野川。西方向へは、野鹿池山から四国山地、手前には早明浦方面が手に取るように見えました。そして南には、高知平野を隔てて光る土佐湾。
 いつまで見ていても飽きない眺望でしたが、さすがに冷え込んできます。いつまでも滞在するわけにもいかず、持っていた服を全部着込んで(足元はレッグウォーマーの上にジーパンまで着用)、ダウンヒル。
 大豊からは再び国道32号線を走り、なんとか暗くなる前にデポ地の大歩危に到着。

ご意見・ご感想・新しい情報はこちらへ

ツーリング四国へ戻る  TOPに戻る

inserted by FC2 system