まんのう町 ひまわり畑
 香川県・まんのう町に、ひまわり畑があることは、その1、2年前に知人の自転車乗りのブログなどで教えていただきました。この日は午後から雨の予報。午前中限定で走れるコースを考えていたところ、ひまわり畑を訪れることを思いついた次第です。訪れてみると、一枚の畑がとても広く、四国とは思われない光景でした。(2020年3月30日 記)

帆山地区中山の ひまわり畑
コース  美合−まんのう町・うろうろ−鳥坂−美合
走行距離   85キロ  積算標高 1400m
最高地点   スタート地点  標高430m
走行日   2017年 7月 8日  天候:晴れ  FELT F1
 早朝に徳島を出て、三頭山トンネル経由で香川県へ。トンネルを出たところの駐車場にデポしてスタートしました。まずは、国道438号線を快適に下って、造田で広域農道へ左折します。
 この広域農道の走るのは、10年ぶりくらいでしょうか。広域農道ならではのアップダウンが続く道をゆっくり西へ進んで、県道4号線との交差点も直進して県道202号線へと進みます。1.5qほど走ったところで、事前に確認していた通り右折。
 
 すると、いきなり急勾配でした。なんとか登りきると、中山のひまわり畑です。ひまわり畑周囲の道を散策した後、少し戻ったところから全体を見下ろせそうなところへ登ってみました。背後の山肌には、よく手入れされた茶畑が曲線美を形成しています。
 丘の上から眺めると、畑一枚(区画)がとても広いことがよくわかります。ちょっと四国とは思われない光景です。停車しているクルマが埋まるくらいに見えるので、ひまわりの背丈が随分高いことや、畑一枚の広さがわかるかと思います。
 ひまわりは、ほぼ満開といったところでしょうか。朝早かったためか人の姿もほとんどなくて、独り占め状態でした。この翌週に、日本一広いとうたう佐用のひまわり畑を訪れました。全ての畑を合計すると佐用のほうが広いでしょうが、この中山のひまわり畑のほうが、ずっといいと個人的には思います。
 極緩やかな丘の斜面という状況も、見映えを増していることのひとつと思います。写真:下の上端にちらりと見えますが、西側・ひまわり畑の向こうには、香川・愛媛県境の山筋から、その後方には赤石山系の連なりを見ることができました。残念ながら、湿度が高いこともあってか、空気の澄み具合はもう一つでした。
 中山のひまわり畑をゆっくりと見た後、確かひまわり畑を背景に走る列車の写真が撮れるという記載を見たなあ、と思いながら反対側に下ると帆山地区のひまわり畑です。ちょうど、中山から下っている時に一両編成の下り列車が通っていきました。下りきって平地に出ると、こちらの畑は一枚の大きさが通常四国で見かける狭い水田一枚そのものくらいでした。しかし、観光客は中山に比較して遥かに多く、土讃線脇には20名ほどのカメラを構えた人達が並んでいました。確か、この時点で午前9時半くらいだった記憶です。近くにあった塩尻駅(写真:下左)で時刻表を確認すると、11時くらいまで列車はなさそうです。
 ということで、ひまわり畑から去ろうをしていたところ、列車の音。そうです、先に走った三江線(2019年廃線)は各駅停車列車しかなかったのですが、土讃線には特急が走っています。塩尻駅は通過駅のため、駅の時刻表には載っていなかったのです。急いで、ポケットからカメラを取り出して一枚。アンパンマン列車でした。線路の北側・県道197号線を走っていた時だったので、ひまわりの花は全部後姿です(写真:下右)。
 
 その後は、走ったことのない道を選んで、鳥坂方面までウロウロしていたら時間超過。昔と違って広い4車線になった国道32号線から国道438号線に入るところが確認できなくて正午も過ぎ、デポ地に戻る最後の4qほどで降り始めた雨に濡れてしまいました。

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