四国の西南へ  −1日目−
 一枚の写真を見て、こんな光景に出会ってみたいなあと旅への思いを募らせることは、誰でも良くあることだと思います。高茂岬も、そんなひとつでした。正確に言うと一枚ではなく、2、3の自転車乗りのブログで知ったのですが、いずれも四国にこんなところがあったのかと自分の知識不足もさることながら、是非一度行ってみたいと旅心を掻き立てられる写真でした。
  それがいつだったのか、もう何年か前のことだとの記憶です。その後何度か計画を立ててみたことがあったのですが、未走の入り組んだ海岸線に沿う道を全て走ろうとすると、思った以上に距離があって一日ではとても無理。同じ四国内ですが、東の端から西南の端への移動も必要です。移動だけで片道約330q。愛媛回りでも高知周りでも、ほぼ同じ距離でした。最低でも一泊が必要ですが、一泊するとなると他にも出かけたいところが多数。四国内ならいつでも行けるかと、なかなか実行することができませんでした。そんな四国西南・御荘付近の海岸線を走ることを今回漸く実現できました。一番の目的地はもちろん高茂岬です。  (2018年01月19日 記)

高茂岬 (県道300号線から)
コース   宿毛−県道7号線−県道298号線−天嶬鼻往復−県道300号線−高茂岬−御荘−県道299号線−一本松−宿毛
走行距離   110キロ   積算標高 約1700m
最高地点   高茂岬手前付近 標高230m
走行日   2018年 1月 6日   天候:晴れ   GINAT TCR
 午前4時過ぎ、自宅出発。この日は冷え込みが強かったのですが、懸念していた高速道路の積雪や凍結もなく(途中、池田付近から3台一組の除雪作業車?が何組か高知方面に向かっていた)、デポ地の宿毛運動公園には、ほぼ予定通り8時半過ぎに到着できました。
 9時過ぎ、スタート。まずは海岸線に沿う県道7号線を北西方向へ進みます(写真:下左端)。ほどなく愛媛県に入りました。南には大堂海岸方面から沖ノ島が見えます(写真:下左から2枚目)。
 交通量も少なく、のんびりと。ひとつ峠を越えて岩永・垣内という地区から県道298号線で海岸線を西進。鯆越(いるか)という集落からも海岸線の道が続いているようでしたが、もうひとつ高い位置にある道を走るつもりだったので、少し坂を登って県道297号線へと進みました。写真:下右端は、その付近から。建物が見えるのは日土地区。背後の左に切れている部分が、この後向かった天嶬鼻方面。
 宇和海展望タワー近くで県道297号線を離れ、天嶬鼻へ向かってみます。新浦という集落を外れると道は一気に細くなり、5%前後くらいの登りになりました。道中央部は、広い範囲で苔生しています(写真:下左端)。さらに進むと小枝・落ち葉が散乱というより堆積。それに紛れて所々で拳大の落石。緩やかに登る道は狭くて、軽四なら問題ないでしょうが普通車は厳しそうです。対向できるところは、ほとんどありません。
 ほんの少しはクルマが入っているようで轍だけは保たれていたので、もう一度来ることはないだろうからと先へ進んでみました。到着した天嶬鼻には、狭い空き地と廃墟になった建物がひとつ。展望は期待したほどなく、灯台も構造が通常と少し異なるのか、あまり見映えがしません。帰宅後調べると、海岸線まで降りることができて、その辺りの岩礁の光景がいいらしいそうです。
 来た道を慎重に下り、久良まで戻って再び県道297号線。船越からは高茂岬に向かって県道300号線へ進みます。この船越地区、地図を見ると高茂岬への基部で狭いことから、翌日訪れた由良半島の船越と地名の由来(後述)は同じなのかもしれません。どの道も交通量は少ないのですが、入江毎にある集落間は、ほとんどが数十〜百メートルほど上っては下るの繰り返しです。途中で止まっては、集落や港、養殖場などの写真撮影名目の休憩です。国土地理院地図によると、生簀の大部分はハマチ養殖場となっています。半島の北側・御荘湾では真珠の養殖場が多いように記載されているのは、潮流などの関係でしょうか。
 同じような曲がりくねったアップダウンのある道を繰り返すので、記憶があやふやです。沖に小さな島が見える下右上の写真は、地図で確認すると武者泊付近らしい。後方は県道7号線で走ってきたところで、右奥は大堂方面のようです。今回、そのあやふやな記憶を確認させてくれたのが Google map。この辺りだろうと予想されるところで写真やストリートビューを用いると的確に把握できました。恐るべし時代。しかし、その場での感動は画像だけでは得られません。
 武者泊を過ぎると高茂岬を回って外泊まで集落はありません。道は海岸線に沿っているのですが、次第に高度を上げていきます。天嶬鼻に至る道のことがあったので高茂岬への道はどんなものだろうとちょっと不安もあったのですが、路面状況は上々でした。時々、例のブルーラインが引かれていました。不思議なことに、半時計方向のブルーラインには時々行先が示されているのに、私が進んでいた時計方向には表示が見当たりません。全て見逃したということはないと思うのですが・・・。道脇には、桜並木が見られるところもありました(写真:下中下)。道は海岸線沿いとはいえ標高200mを越えるくらいのところを走っています。地図を見ても、おそらく左手は絶壁に近い断崖なのでしょうが、常緑樹などが繁っていて海がすぐ下に見えるポイントはほとんどありません。逆にすっきりと見えたら、斜面恐怖症の私は脚が竦んでいたでしょう。チラッと見えたのは、鼻面岬(写真:下右下))。
 スタート地点から予定通りに進んだとして高茂岬まで約60q。海岸線であるはずなのに結構な登りが続き、海を望めるポイントはあまりないなあと思いながら進んで、もうそろそろ岬かなと少し下り始めたところ。左手前方の落葉した小枝の向こうに、その光景がドカーンと広がっていました(写真:トップ&下左)。
 上述のように、旅心を誘った高茂岬の写真は、いずれも芝生広場の向こうに明るく青い大海原が広がる岬でのものでした。そのため、一番いいポイントは岬に到着したところだと考えており、岬手前からこんな景観が見られることは全く予想していませんでした。個人的好みですが、少し高見から見下ろす先、急峻な海崖上にある岬の姿は、その先に広がる青い海の背景に映えて、圧倒的な存在感を持っていました。おおっ、思い切ってやって来て良かったなあ。この光景を見ただけで、今回の旅全てが満ち足りたと言っても言い過ぎではありません。今や、ウェブサイトでいろんな情報が入りますが、やはり目の間にする、というのは全く感動が異なります。予想していなければ、なおさら。
 しかし、目線に手前の小枝が邪魔をして、すっきりとその光景を見通せるところがありません。もし、春以降の木の葉が繁った時期にやって来ていたら、この光景を見ることができなかったかもしれません。少し先へ進むと岬自身が山に隠れてしまいます。結局、一番小枝の邪魔が少ない地点のガードレールの上に立てって、さらに腕を伸ばして一枚。毎度のことですが、どうも自分が感じた圧倒的な存在感が伝わりませんね。愛南町HPに掲載されているドローンからの撮影と思われる動画や国土地理院地形図を見ると、南側はかなり切り立っていることが良く分かると思います。水平線の上には、うっすらと九州本土が見えました。
 そこから標高差で100mほど下ったところが高茂岬(標高140mくらい)。展望台みたいなところは立ち入り禁止になっていました。この日は西高東低の気圧配置で、猛烈な北西風が吹いていました。おそらく風速10m/s以上。岬の風の当たるところでは、立っておれないほど。幸い、ここまでは半島の山陰になるためか、あまり向い風になることはなく、曲がりくねった道では追い風になることもあったくらいでした。加えて、海岸線沿いでも、ほとんど海を見ることができないくらい道周囲に暖帯樹林が繁っていたことも、風をブロックしていてくれた要因と思われます。
 広場から、照葉樹林の小径を100mほど進んだところにある灯台は、天嶬鼻のものとよく似た構造でした(天嶬鼻では下の円部分が四角柱)。
 真冬なので広場の芝生は枯れており、色彩的には鮮やかではなかったのですが、西に向かって広がる180°の展望。振り返ると、先程写真を撮った辺りの道が稜線の上のほうに確認できます。飛び出しているのは、鼻面岬(写真:ひとつ上右)。その向こうには、うっすらと柏島方面(写真:上右)。南には、沖ノ島と鵜来島(写真:下)。広場北側に樹高は低いもののウバメガシ?の林があって、強烈な北西風をかなりブロックしてくれました。
 暖かければ、光る海原を見ながら、のんびりとしていたいところでしたが、、如何せん強風がその気を失せさせます。その後の行程もあり、20分ばかりで、ここから県道34号線と名を変える道を北へ向けて出発です。強烈な北西風が続いていましたが、思いの外向い風に悩まされることはありませんでした。これも道脇に密に繁った樹林のおかげでしょう。しばらく進むと、左手前方に切り立った海崖を持つ半島状の光景が見えてきました(写真:下中)。てっきり北西方向に飛び出した陸続きの部分と思っていましたが、さらに進むと走っていた道とは海(鹿島の瀬戸、写真:下右)で隔てられており、島でした。鹿島です。左手には、横島の向こうに九州本土(写真:下左、小さくでわかりにくい)。意外と近くに見えます。これも帰宅後地図で確認してみると、徳島・和歌山間紀伊水道と同じくらいで、大分・佐伯付近まで直線距離で35qほど。
 
 鹿島に最も近いところで、180°近い大きな右カーブを曲がると、道は一気に下り坂になって海沿いまで下りました(写真:下左端)。外泊集落です。ここは、石垣のある民家で有名なところだったのですが、事前にしっかりと把握していなかったので素通りしてしまいました。写真:下左から2枚目は、その東隣の中泊地区です。
 船越まで戻ると、今度は県道294号線で、半島の北側に出ました。県道293号線へのT字路からは左折して、さらに突き出た中浦方面先の行き止まりまで進むことも考えていたのですが、もうひとつの目的・だるま夕日を見るためにデポ地に戻る余裕がなくなりそうなので、カットして右折。写真:下右端は、御荘湾も深まった成川地区。ここも記憶があやふやになっていましたが、Google map で確認。半島の南側に比べると、北側はアップダウンが軽度でした。
 御荘の町からは交通量の多い国道56号線を避けて、山側を抜ける県道299号線へ進みます。随所で拡張工事が成されているこの道を少し登って下り、一本松の町でまた国道56号線とクロスして、最後は国道56号線以外に道がなかったので、仕方なく国道でデポ地へ。
 16時くらいに宿毛運動公園に帰着できたので、事前に確認していたポイントに向かってみました。ところが、角度的にここなら日没方向に障害物がないと事前に確認していた池島漁港は、国土地理院地形図にも記載されていない大きな防波堤が沖にあって、ちょうど日の入り位置に重なってしまいそうです。
 そこから近辺をうろついてみましたが、どこも沖にある防波堤などが邪魔になってしまうと思われました。ということで、朝最初に進んだ県道7号線方面なら大丈夫だろうと、西へ3qほど進んだ海岸線に向かってみました。ここなら大丈夫という地点で、日没を待ちます。しかし、雲の具合は微妙で、一度半分隠れてしまった太陽が再びいい具合で顔を出してくれたものの、残念ながらだるま夕日は拝めませんでした。

四国の西南へ  −2日目−

由良半島・魚神山手前付近から
コース   南レク城辺公園−国道56号線−由良半島一周−国道56号線―県道286号線−県道46号線−南レク城辺公園
走行距離   100キロ   積算標高 約1600m
最高地点   県道46号線の峠(宇和島市・愛南町境界)  標高580m
走行日   2018年 1月 7日   天候:曇り   GIANT TCR
 二日目。南レク公園城辺公園にデポ。この日は由良半島を巡り、後半は以前に走った広見篠山林道方面を回る(右上・ルートラボ参照)予定としました。
 あまり走りたくなかったのですが他に道がないので、まずは国道56号線を北上。日曜日なのに、大型車の通行量が結構多かったです。土地柄か、その大部分は活魚運搬車でした。途中、内海隧道という名のトンネルあり。この交通量で長いトンネルは嫌だなあと思いながら近づいてみると、左手に歩行者・自転車専用のトンネルが設けられていました(写真:下左2枚)。有難い。
 トンネルを抜けると、これから向かう由良半島の全容が左手に見えてきました(写真:下右)。水平線上には、ここからも九州本土が見えました。
 国道56号線の分岐から県道292号線へ入り、交通量が激減してほっと一息。クルマはあまり通らないのに、平碆(ひらばえ)から家串へ抜ける小さな家平隧道にも歩行者・自転車用のトンネルが設けられていました(写真:下左から2枚目)。前日同様、入江毎にある集落間は多少なりとものアップダウンがあります。写真:下右端は、家串〜火打間の登りから家串方面を振り返ったところ、右から2枚目は火打〜油袋(ゆたい)間から火打方面を振り返ったところ。この付近で良く見られる、作業小屋が設けられた筏が海上に並んでいます。
     
 火打という集落を越えると、また道は次第に登りとなって標高100mを越えるくらいまで続きました。国土地理院院地形図によると、この付近は、真珠の養殖が多いようです。県道は油袋地区の頭上を走っています(写真:下左)。その写真に見える切通し付近から、油袋地区を振り返った写真が下右です。背後の山・稜線に風車が見えますが、この日の後半最終は、この風車辺りの峠です。
 登り切って下ると、船越運河です。長い由良半島のほぼ中央部に位置する運河ですが、ぐるっと回らなければならない距離を解消するために、最も有効な場所・船越(その昔、船を陸に上げて越えていたのが地名の由来だそう)で切削された造られたとのこと。
   ちょうど漁船が一艘通っていったのですが、移動した場所が悪く周囲の樹が邪魔をして、うまく撮れませんでした。
 船越橋(写真:上左)を越えて、県道292号線は半島稜線やや南側斜面・標高100m前後のところを進んでいくと、魚神山(ながみやま)で海岸線まで下ります。写真:下右は、稜線から半分以上下ったところから魚神山地区の全景です。
 魚神山の集落では、狭い県道292号線を挟んで海側には舟屋風の建物が並んでいます。写真ではわかりませんが、青い屋根のすぐ左手は海。山側は住宅のようです。
 魚神山から自転車で走っていける・県道292号線の行き止まりでもある本網代まで走って引き返し。終点までにもアップダウンが2回あります。時々、後方を振り返って、写真撮影(下の2枚)。いずれも山腹や稜線近くに、走ってきた道を確認することができます。
 前日もずっと海沿いの道だったのですが、標高がもっと高く、道脇の照葉樹も繁っており、海は時に見えても遠目のことがほとんどだったことに比べれば、この日はもう少し間近に見ることができました。遠目に見ても、海水の透明度はとても高いです(写真:下左端)。しかし、これまたどうもうまく写真に撮れません。この日は移動性高気圧に覆われて上々の天気だろうとの予想に反して、朝方から雲が広がり、お昼前後に少しだけ陽が差してきたものの、午後は雨が降り始めるのじゃないかと思う曇が広がってきました。もっと陽が差し込めば、海の色もより一層深みを増した写真が撮れたかもしれません。写真:左から2枚目、海岸線のほぼ中央部が終点の本網代の集落です。本網代の行き止まり・バス停(写真:右から2枚目)で引き返し。走行できる道はありませんが由良半島はここからまだ直線距離でも4q以上続いています(写真:下右端の背後にも続く)。
 本網代から一本道の県道292号線を引き返して魚神山から稜線まで登り返したところで、半島北側に下りました。前日は中浦方面など少し省略したところもあったので、この日は一応行き止まりまで進んでみようというコンセプトで下ったところの分岐を左折しました。左手に見えた須下(すげ)地区(写真:ひとつ下左上)に行く道だとばかり思っていたら、道は登りとなり次第に集落から遠ざかっていきます。道も細く、クルマの通行量もほとんどないような路面。進んでいくと、トンネルがありました。後隧道と記されています。これ抜けると須下とは全く違う方向に行くようでしたが、構わず進んだところ、路面上の落ち葉・小枝はますます多くなり、出水箇所も出てきました。引き返すことも考えましたが、さらに進んだところ、下り切って小さな漁港に出ました。後地区というそうです。10名ほどが釣りをしています。数軒の家が見られましたが、いずれも廃屋状態でした。突堤の向こう水平線上には、ここでも九州が見えました。
 
 狭く荒れた道を登り返して、県道318号線へ。須下方面への分岐は海岸線まで下り切ったところでした。ここからの県道318号線は、2日間で唯一の海岸に沿った平坦な道でした(写真:下左下)。クルマの多くは南岸の県道292号線を通るようで、コンクリート舗装の道はクルマが通る気配がありません。ちょっと鳴門・島田島の鳴門海峡沿いを走る道にも似た感じです。前日のように北西風が強けれ、波飛沫を浴びること間違いなしでしょう。幸い、この日はほとんど無風でした。船越運河手前の町成地区までは、そんな海沿い平坦な狭い道が続いきました。写真:下右、細い船越運河を北から南へ見たところです。
 
 
 船越運河から先は少し道が広くなりましたが、それでもクルマ対向は難しいところが多いような道。冬場の北西風が防げるなどの理由なのか、半島南側のほうが集落の数も人も多いようでした。
 再び国道56号線に戻り、数キロですが宇和島方面へ向かいます。ここでも嵐坂隧道というトンネルに、歩行者・自転車用のトンネルが併設されていました。その時は気づかなかったのですが、地形図を見るとなんと上下線の歩行者・自転車用トンネルがあるようです。驚き。
左  曲鳥(まがらす)地区
左下 嵐坂隧道、歩行者自転車専用
下 上畑地地区、国道56号線から
右  県道286号線
 
 
 上畑地で県道286線へと右折。まずは保場川に沿って狭い道を進みます(写真:上右)。やはり旧道は緩やかでいいですね。クルマもほとんど通らないし。途中から、少し勾配がきつくなりましたが、10%を超すようなところはありません。
 佐新田というところで分岐がひとつ(写真:下右上)。この手前で訪問看護の軽自動車と擦れ違ったので、まだこの奥に人が住んでいるところがあるのだなあと思いながら進みます。しかし、分岐からは路面の枯葉が半端なく増えてきました。勾配は一時期よりずっと緩やかになって、疲れた脚でも心地よく走れる程度になりました。周囲は杉木立ばかりで、ひょっとしたら見えるかなと思った宇和海の姿は何処にも見えず。
 いつものようにルートラボで事前におおよそのコース予定を立てているのですが、細部の確認はいい加減。この登りも、もう少し短くて(10q未満、標高差400mくらいかな)程なく上記の分岐部い到着するだろうと考えていたのに、鬱蒼とした杉林の道は延々と続きます。まさか道を間違ってはいないよな、と文明の利器で確認。この日も何ヶ所かで利用しましたが、GPSの威力は凄いです(デジタル機器に関しては最低限もできませんが)。
 
 上槇上組というところで周囲は急に開けて県道46号線に合流。ここから広見篠山林道の合流部までは以前に逆走しているのですが、記憶には全く残っていません。林道との合流地点だけは、写真で記憶に残っていました。そこからまだ少しだけ登って、やっと峠(宇和島市と愛南町境界)に到着(写真:上中下)。峠付近では、海から見えた風車の風力発電所の工事が行われていました。結局、峠からも海は見ることができませんでした。ここにもブルーライン。多分峠の麓と思われる位置にあるらしい山出憩いの里温泉までの距離が、その後1q毎に記されてました。峠から一気に下って、その温泉も過ぎると、今度は高茂岬までの距離表示(最初に見つけた表示には高茂岬まで34q)が現れました。御荘の町まで下って、デポ地・城辺公園へ。
 帰路についたのは、15時半前。ほぼ距離が同じなので愛媛回りも考えましたが、結局往路と同じ高速道路無料区間が長い高知周りで。意外といいペースで走れたので、池田からは下道。それでも20時に帰宅できました。

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