塩塚高原   付録: 池田・西山地区  浦ノ谷平林道

 徳島愛媛県境に位置する塩塚峰は、標高1043m。周囲に高い山はなくほぼ360度の展望が広がります。北は阿讃山脈の向こうに讃岐平野を越えて備讃瀬戸、条件が良ければ本州も見えます。東には剣山をはじめとする山々、西には石鎚山へと連なる四国山脈が一望できます。山頂付近はススキの草原が広がり、四国では他にあまりお目にかかれない風景かと思われます。歳時記ともなっている野焼きも有名です。
 ほぼ山頂近くまで自転車で登ることができるのも魅力です。山頂へは、メインルートと思われる北東・黒川林道から平野を経ていたるルートの他に、南東の仏子方面から、南西の新宮方面から、北西の新宮・銅山川方面からと4つのコースがあります。また、周囲にはいくつもの山道があり、あわせていろんなコース取りができるかと思います。下のルートは、2010年に走った時のものです。
                                                   ( 2011年 4月 7日更新)

     
                                  後方に見えるのが山頂、すぐ近くにある展望台からの下り(2006.09.25)

塩塚高原 2010

コース   池田−阿波川口−塩塚高原−仏子−小川平林道−大歩危−池田・西山−池田  
走行距離         約120キロ
最高地点       塩塚峰 (標高 1043m)
走行日        2010年 9月 25日  ロード  天候:晴れ
 仕事が落ち着いていたので、急遽思い立って塩塚峰を登ってきました。

山頂直下の駐車場から北へ、讃岐平野・七宝山が見え

塩塚峰と言えば、ススキです
 今年は、暑さのためか、ススキもまだ青々としており、穂もあまり出ていませんでした。しかし、この季節にしては随分と大気が澄んでおり、これまで訪れたうちで一番見晴らしが利きました。写真でははっきりしませんが、山頂からは阿讃山脈を越えて讃岐平野がくっきり。七宝山荘内半島はもちろん、瀬戸内海を越えて本州まではっきりと見えました。

大好きな山頂付近の風景

小川平林道から、吉野川方面を望む
 いつもの黒川谷川沿い・平野経由のコースで山頂直下まで登って、しばしパノラマ展望を満喫。その後、仏子方面に下り、奥小歩危温泉のところから小川平林道を走りました。この道、初めてだったのですが、登り始めは結構荒れていて、ロードだったので止めようかと思ったくらいでした。しかし少し走るとそれなりの舗装路になりました。交通量は皆無。しかし、さほどこれといった見晴らしはありませんでした。

平野小学校付近から山頂

亡父の出生地と思われる付近
 小川平林道から県道272号線で国道32号線へ。池田まで戻って、takaさんのブログで触発された池田西山地区へと向いました。六地蔵峠や雲辺寺には何度か足を運んでいましたが、この西山地区というところから故郷の讃岐平野が見えると知って、是非一度訪れてみなくてはと思っていた次第です。
 池田からの登り始め・白地地区は、亡父の出生地で私が高校生までは本籍地であったところです。番地からこの辺りかなあと思いながら、雲辺寺へと目指します。8分目ほど登ったところで、西山地区の表示を見つけて右折。まだまだどんどん登っていきます。標高911mの雲辺寺が同じ高さくらいに見え始めました。高冷地野菜畑やその残骸?のような少し荒れた印象もある周囲の風景ですが、ありました・takaさんのブログで確認していた讃岐平野が見えるポイント。いやあ、感激です。中蓮寺峰に登った時も、ほぼ同じアングルで見えたのですが、さらにその後方・高方から見ている状況。

故郷・遠望 (燧灘の向こうに本州がうっすら)

讃岐平野と備讃瀬戸
 さらに進んで讃岐方面の展望とはお別れすると、今度は池田の町や吉野川が一望できるポイント。鳥瞰好きの私にとっては堪らないコースです。

吉野川・下流方向へ

吉野川と池田の町を見下ろす
 冷え込んだ朝には、雲海が見られるそうです。そんな日にも一度訪問してみたいものです。

塩塚高原 2006

コース   貞光−池田−阿波川口−塩塚高原−新宮−大和川−池田−貞光  
走行距離         約120キロ
最高地点       塩塚峰 (標高 1043m)
走行日        2006年 9月 25日  ロード  天候:晴れ・曇り

平野小学校前で休憩中

ススキの穂が輝く道を登る
 今年も登ってきました、塩塚峰(今年もと言うのは、アップしていませんが前年も9月−diary 05.9.14 参照−に登ってます)。今回は、みんなに声をかけて総勢8人という大人数でのツーリングとなりました。参加していただいたのは、あっちゃん、あべさん、しおんさんしんさん、リョウさん、平キンちゃん、K氏。
 貞光集合、黒谷川沿いを登るコースで山頂へ。上り口までの約40km弱は緩い向かい風の中を 27〜28km/hr前後と、集まったメンバーからすると考えられないゆっくりペース。登りに入っても、おしゃべりしながらのペース。事前に「サイクリングです」と釘をさしたのが功を奏したのでしょうか?
 道路は少しずつ改良工事がなされていましたが、基本的にはほとんど自動車の通らない道。平野小学校前で小休止の後、一番の急坂辺りから余裕のある人は前へと言う展開になりましたが、さほど大きな差がつくことなく山頂の駐車場に到着。連休で天候もまずまずだったためか10数台の車が駐車しており、狭い展望台付近は結構混雑していました。過去3回の登頂時は、いずれもほとんど他の人がいなかったので、ちょっとびっくり。
 しかし、北にはいつものようにぼんやりと瀬戸内海や庄内半島を見ることができました。東・剣山方面の山々は視界良好でしたが、西方面・愛媛の山々は雲に覆われたところも多く、眺望はもうひとつといったところでしょうか?

ススキの道を登る

山頂直下からのダウンヒル
 昼食休憩の後、下りは相談の上、新宮方面(04年冬に下った道とは異なるやや北東寄りの道)へと進路を取りました。こちらは民家がある辺りまで、結構雑木林に覆われた道でした。途中登ってくるふたりのローディとすれ違い。民家が現れる付近では、何処からともなくキンモクセイの香り。平地ではまだまだなのに、こんなところにも気温の違いを感じさせられました。
 下りきった国道319号線との合流地点で、アマチュア写真家グループに捕まって、何故か被写体になる羽目に。自転車はもちろん、ジャージもバラバラの平均年齢40後半(多分そんな年寄りとは思われていないだろう・平均年齢を下げているお二人すみません)の自転車乗りの走っている姿ではなくて並んでいる姿を撮って、何がいいのかと私なんかは思うのでしたが、そんなことお構いなしに高級一眼レフで惜しみなくフィルムを使う様は、ちょっと理解を超えてました。
 新宮からは、阿波川口手前で左折。昨年確認していた大和川経由のより車の少ない道を走って、国道32号線を走る距離を短くしました。池田のコンビニで休憩の後、貞光までの20km余りは緩い追風でしたが、それまでのサイクリング状態の鬱憤を晴らすかのように、33、35、38km/hrと速度が次第に上がってとうとう40km/hrを越える状態で(私以外は全員切れることなく)、貞光まで爆走。紳士淑女のツーリングは何処へやら、最後に正体(本性)を現してしまったようで、本日終了。

塩塚高原 2004

コース   阿波川口−塩塚高原−新宮−笹ヶ峰トンネル−刈屋−浦ノ谷平林道−阿波川口 
走行距離      一周 約70キロ (登り口から展望台まで約17km)
最高地点  塩塚峰(1043m) 笹ヶ峰トンネル(約900m) 浦ノ谷平林道・峠(約800m)
走行日      2004年 1月 12日  MTB  天候:快晴
 塩塚高原への道、今回はメインルート?である黒川林道を登り、新宮へと降りる道を走りました。結論から言うと、この黒川林道からのルートが、途中・平野小学校あたりから山頂が見渡せるなど眺望もよく、前回走った仏子を経由するルートより絶対にお勧めです。そして、やはり山頂からの360度の展望は最高でした。
 前回はソロでしたが、今回は仲間のすーさんと一緒。自他とも認める雨男&嵐男ですが、この日は快晴。凍結&積雪も気がかりでしたが、結果的には頂上付近の日陰に少しばかり凍結部位と残雪があったのみでした。
 ルートは、阿波川口から3kmほど銅山川を遡ったところから黒川谷川に沿って登ります。勾配は仏子ルートより緩やかで登りよい道が続きます。平野(標高600m越・小学校がある)のT字路で左方に塩塚山頂が初めてその姿をあらわします。ここから少しばかり勾配が急になり、標高をどんどん稼いでいきます。途中、「塩塚高原までOOkm」の標示が何度もあるのですが、これがどうも山頂よりまだかなり下にあるキャンプ場までの距離のようでした。キャンプ場はロッジやオートキャンプ場などが整備されており(シーズンオフで閉ざされてましたが)、すーさんと、今度は自転車仲間を誘って泊りがけでキャンプに来ようと話が弾みました。


キャンプ場から山頂(最奥)を望む

山頂直下を登る、すーさん (後方は雲辺寺)
 キャンプ場を過ぎると今度は北側の展望も開けてきます。北東に雲辺寺山を始めとする阿讃山脈の連なり、さらに標高を稼ぐとその向こうには先日登った七宝山や讃岐平野から荘内半島・瀬戸内海まで見渡せました。山頂近くの展望台からは、あの360度の眺望。
 二度目の今回は初回ほど印象が強くないのでは、との懸念も一掃する眺めでした。条件の揃った(雨上がりなど)時の眺めはどんなものか、想像するだけでもわくわくしてきます。山頂周辺の枯れた草原が陽光に輝く姿を写真に収めたかったのですが、力不足ゆえ、これといった写真が撮れなかったのが唯一の心残りです。繰り返し訪れてみたい場所のひとつです。

讃岐平野が一望

立川番所跡にて

  浦ノ谷平林道 (塩塚 2004続編)

 浦ノ谷平林道は、県道川之江大豊線・高知県大豊町刈屋から標高約900m弱の峠を超えて、徳島県山城町の県道上名西宇線に通じる林道とは名ばかりの完全舗装の道でした。
 刈屋の分岐点は大きな標示板もあり、わかりやすく、おまけにすぐのところに立川番所(御殿)があるので迷うことはありませんでした。林道に入ってすぐのところで高知自動車道の拡張工事を行っており、巨大なクレーンが林道を跨いで遥か下方からコンクリートを頭上高くに持ち上げていました(2004年、2011年現在完成済み)。先進土木技術の一端を垣間見るようでしたが、果たして高知自動車道が4車線必要なのか?甚だ疑問です。
 さて、林道はこれといっためぼしい見所(西に高知・嶺北の大きな山並みが望めますが)もないまま、徐々に標高を稼いでいきます。刈屋から峠まで約8kmで標高差400mくらいなのでさほど急な勾配でもないのですが、この日はここまでに塩塚峰、笹ヶ峰トンネルと2つのピークで約1600mほど登っていたので結構こたえました。疲れでお互いに口数も少なくなった二人は、淡々とペダルを回していたのですが・・・。

峠から、石堂山・矢筈山方面

峠から、剣山山系方面
 最後に、待ってくれていました。峠からの眺望。全く期待もしていなかっただけに、より感動は大きく、疲れも何処かへ吹っ飛んでいってしまいました。峠から東へ、やや北寄りには矢筈山、石堂山の連なりが、その南には剣山を中心とする山並みの雪を抱いた輝く姿が、疲れた二人にとってはこの上ない褒賞でした。
 時間があれば、峠のやや東から分岐する林道を通って野鹿池山へ登ろうと思っていたのですが、時間も気力もなくなってそのまま粟山殿野線に至る下り道を選択し、次回のお楽しみに残すことになりました。

塩塚高原 2002

コース   阿波池田駅−大歩危−塩塚高原−新宮村−阿波池田駅  
走行距離        一周 約60キロ
最高地点       塩塚峰 (標高 1043m)
走行日        2002年 9月 4日  MTB  天候:晴れ

 野焼きで有名な塩塚高原は、一度行ってみたいと思いながらそのままになっていたところです。2002年9月に漸く初めて訪れることができました。阿波池田から10数年ぶりに走る国道32号線は、平行して走る高速道路ができたにもかかわらず大型車が思いのほか多く、以前ほど快適な道ではありませんでした。


塩塚峰・北側から

塩塚峰・南側から
 大歩危の手前(白川口)で右折すると、いきなり10%を超える狭い坂。道を間違えたかと思うくらいでした。しばらく走るとそれなりに落ち着いた道になりました。仏子というところで右折。少しづつ高度を稼いでいきましたが、もうすぐ頂上と思えるくらいまで登っても、想像していた草原の姿が見えてきません。ほとんど頂上が見えるまで登ってやっと上の写真のような風景に出会いました。期待していたほどの雄大な広さはありませんでしたが、360度のパノラマは素晴らしく、特に讃岐平野まで見えたのは感激でした。天候がよければもっとよく見えたと思います。
 塩塚高原には何本かのルートがあるので、今度は別ルートで走ってみようと思っています。


北東からの遠景

展望台から東へ、剣山方面

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