荘内半島・紫雲出山  (香川県、仁尾町・詫間町)

コース  観音寺−本山−仁尾町・曽保−紫雲出山−箱−大浜−仁尾ー観音寺 
走行距離      約60キロ (コースによって、多少変動)
最高地点      紫雲出山 (標高 352m) 
走行日     2007年4月8日(下記)    1973年〜現在までの間に多数回      
 荘内半島は香川県の西、瀬戸内海に突き出した細長い半島です。紫雲出山や麓にある箱という地名が示すように、全国津々浦々にある浦島太郎伝説のひとつがあるそうです。紫雲出山は標高352m、周囲を遮るものがないのでほぼ360°の展望が得られます。条件が良ければ、北方面には備讃瀬戸から燧灘が一望。本州はもちろんのこと、西方面には、しまなみ海道から高縄半島が望めます。南方面には讃岐平野から讃岐山脈、その背後に剣山系の山々が望めることもあります。また、燧灘に生える夕日も一見の価値があるかと思います。
 荘内半島先端の岬・三崎、または紫雲出山山頂まで、生まれ育った街から片道20km余。初めて走ったのは、高校1年生の春。高校2年生時には、クラスのほとんど全員で遠足と称してサイクリング(通学用の自転車が大部分、担当教諭からは二度と企画してくれるなと、お達しあり)。その後も、気が向いたら訪れること多数。近年まで、帰省時に時間を作って訪れていました。香川県では、最もお気に入りの場所のひとつです。山頂は、初めて訪れた40年前に比べると格段に整備されてきました。ソメイヨシノの古木も多く、サクラの季節もまた見頃です。紫陽花も多く植えられているようでした。
 そんな紫雲出山のサクラ、一度ゆっくり堪能したいと思いながらもなかなか満開の時期に一致して行くことができませんでした。
 2007年春に私自身が訪れたかったのでHPで呼びかけたところ、多数の方から参加を表明していただけました。天候やサクラの開花状況が気になっていましたが、当日はほぼ無風快晴で絶好の自転車日和。春霞で上述のような燧灘や備讃瀬戸、中国地方や四国山地の遠望などは拝むことができませんでしたが、山頂のサクラは、ほぼドンぴしゃの満開。参加していただいた皆さん、サイクリングに加えてサクラと瀬戸内の穏やかな風景を十二分に堪能していただくことができたことと思います。  (2011年2月12日 更新)

  下の地図は2007年4月8日に走ったコース
     
                                            桜満開の紫雲出山山頂にて 記念撮影
 午前10時、道の駅「みの」に続々と集まってきた自転車乗り、総勢22名。まずは簡単な自己紹介と記念撮影(写真・下左)の後、10時半に出発。津島神社(時間を作ってここも寄れば良かった、ちょっと後悔)方面に下ります。詫間からは小さな峠を越えて、荘内半島西海岸・仁尾へと向います(写真・下右)。

道の駅「みの」にて記念撮影

詫間から緩やかな坂を越えて、仁尾へ
 写真:下左は仁尾の町、かっての塩田跡を後方に紫雲出山へと向かい始めたところ。

仁尾の元・塩田跡をバックに

荘内半島の小さな入り江
 仁尾からは小さなアップダウンを3つばかりこなして、紫雲出山へ。普段は、あまりクルマの通らない道ですが、この日は紫雲出山の花見のためかいつもの数倍の交通量があり、海岸・海をゆっくり余所見しながら走るのがちょっと憚られる状況でした。

紫雲出山が前方に、大浜付近にて

海岸線から紫雲出山への登り道
 小さなアップダウウンをいくつかこなすと、写真:上左、奥に見えるのが紫雲出山。
 さあ、いよいよ本日のサイクリングの目玉?紫雲出山ヒルクライムです。ここまではゆっくりサイクリングでしたが、この登りのみはフリー走行です。足に余力がある人は、あっという間に消えていきました。

紫雲出山への登り

菜の花も歓待
 麓で引き返すと言っていた、かばママさんとモダンちゃんをはじめ、女性陣も無事山頂へ(写真:トップ)。12時30分、全員山頂に到着。写真:上左では極力外すように写したのですが、道々花見のクルマが渋滞すること瀕回。サクラだけでなく、菜の花も彩りを添えてくれました。

サクラは、言うまでも無く

山頂の広場・満開のサクラの下にて
 山頂からは、上述のように春霞で期待したパノラマを楽しむことはできませんでしたが、満開のサクラを思い思いにしばし観覧。好天の休日・お昼とあって人出が多かったのですが、皆さんそれなりに花見を楽しまれているようで、喧騒という程のことはありませんでした。
 しかし、平日早朝などあまり人のいない時に、ゆっくり楽しんでみたいものです。

山頂の広場・満開のサクラの下にて

山頂から詫間方面
 13時30分、下山開始。麓まで降りた後は、生里方面からまた小さな峠を越えて半島の東海岸側・箱へ。その後は比較的緩やかな海岸沿いの道を詫間まで。

名残惜しく、紫雲出山を下る

荘内半島・東海岸、詫間方面を目指す
 十二分に荘内半島と紫雲出山を堪能した後は、詫間の「橙屋」といううどん屋さんでちょっと遅めの昼食。
 穏やかな瀬戸内の春を、満開のサクラと美味しい讃岐うどんで満喫した一日でした。

 それでは、紫雲出山山頂からの展望を北から時計回りに、辿ってみましょう。写真は2005年1月2日、3日のものです。条件が良ければ、本州や四国山地の山々は、もっと明瞭に見ることができます。

大浜手前から見た三崎(左手・半島先端)、紫雲出山(右手の山)

北東  手島などの向こうは、倉敷市・水島地区
 ちょうど、下2枚の写真の間が荘内半島基部となります。下右の写真、七宝山の後ろに讃岐山脈が見えるのですが、冬場の空気が澄んだ日には、そのさらに背後(ほぼ画面の中央付近)に雪を抱いた剣山系の頂きを見ることができます。
 左の写真では、右端の一眼高い山が大麻山です。

南南東  詫間の町 右端奥の一番高い山が大麻山

南へ  仁尾町、後方は七宝山  右奥は雲辺寺
 真東には、瀬戸大橋を見ることができます。南東方面には、讃岐富士・飯山や、城山、五色台が望めます(写真:下)。 

東へ  南備讃瀬戸大橋など瀬戸中央自動車道が一望

南東  坂出、丸亀市街 後方は五色台 城山 讃岐富士・飯野山
 写真:下左、ちょっと霞んでいます。条件が良ければ、法皇山系〜赤石山系〜石鎚山系までが燧灘に迫るようにして立ちはだかるのが、くっきりと一望できます。西へは高縄半島が見え、しまなみ海道の通る芸予諸島が辿れます。

南西 燧灘・伊吹島の向こうには、四国山地の山々がそびえる

西へ  燧灘・円上島
 半島を一周する道は、かっては一車線の細い曲がりくねったアップダウンのある、如何にも海岸線に沿った岬への道、というものでした。が、次第に自動車用に2車線でショートカットの道に改良?されており、だんだんと趣がなくなりつつあります。加えて、除虫菊をはじめとする花卉栽培が瀬戸内海を望む段々畑の到るところで見られた岬を彩る風景も次第に消えつつあるようです。
 唯一変わらないのが、麓から紫雲出山頂上直下までの道。所々にソメイヨシノがある以外は雑木林の小鳥が囀る静かな道です。

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