高縄半島うろうろ  高縄山

コース   東予運動公園−朝倉ダム−玉川ダム−笹ヶ峠−高縄山−北条−石手川ダム−国道317号線−今治郊外−東予運動公園
走行距離   一周 約125キロ
最高地点   高縄山 標高986m    積算標高差 約2400m
走行日・天候   2015年 9月 27日  晴れ  ロード
 高縄半島は、他にもいろいろと行きたいところがあって意外と走る機会がなく、大昔に外周を走ったことがあるのと2003年に窓峠をかすめた程度でした。半島を縦断する国道317号線も長らく途中で中断しており、なんとなくコースを取りにくい気がしていました。しかし、最近国土地理院の地図を眺めていると、内陸部にはなかなか楽しそうに思える道があります。また、標高1000m近い高縄山のほぼ山頂まで道が続いていることも知って、今回のツーリングとなりました。    (2016年02月05日 記)
走ったコース
      
                                                高縄山への道
 早朝出発の予定が、ダラダラしていたら午前6時前になってしまいました。脇町まで下道、そこから高速に乗って、東予丹原IC下車。デポ地は、Google mapで広い駐車場があることを確認していた東予運動公園です。
 午前8時20分スタート。自宅出発時は小雨がパラついていましたが、午後からは好天という予報を確信していました。しかし、運動公園出発時点では、まだ厚く重い雲が半島を覆っていて、ちょっと気勢をそがれました。まずは、大明神川を少し遡って高速道路をくぐったところ(高速とクロスする予讃線が天井川の川底を通っているのに気付いたのは帰路)で三芳駅方面へ。そこから旦之上へと向かい、県道155号線を大明神池のところで山方向へ左折。一つ目の峠道は、小石や枯葉も多く、やや荒れた状態でした。勾配も所々10%近くあり、少し走って標高270mくらいで峠に到着。慎重に下って辿り着いた黒谷地区は、山中の小集落と思っていましたが、とても立派な鬼瓦を持つ家が何軒か密集していました。


朝倉ダムへの峠道から東予市方面


朝倉ダム湖畔にて

 朝倉ダム(ロックフィル方式?)湖畔を下って、今度は県道154号線で、この日2つ目のサヤノ峠へ。分岐部には、この後何度か見ることになった自転車マークの道標が路面に記されていました。サヤノ峠前後は細い旧道でしたが、下って鈍川に近づくと幅広い2車線道路となりました。最初の峠でも、サヤノ峠でも自転車乗りと遭遇。この後、たくさんの自転車乗りと出会いましたが、県知事自らがヒルクライム大会に出るらしい愛媛県の自転車熱は、なかなかのもののようです。


朝倉ダムから玉川ダム方面への分岐部


 サヤノ峠

 玉川ダム直下で、ショートカット。激坂で国道317号線へ。俄然交通量が増えたので、早々に県道154号線へ右折しました。当初の予定では、途中から県道165号線方面に北上するつもりでしたが、予定より大幅に遅れているのと、その部分の地図を切り忘れてきたため、県道17号へ左折の短縮コースとしました。
 この日3つ目の峠を越えると松山市内、ここも峠前後(特に北側)は旧道の鄙びたいい道でしたが、下り始めるとすぐに幅広い2車線道となりました。走りやすいものの、ツーリングには少し味気ない道になってしまいました。そんな道を快適に下っていたら、もう少しで高縄山への分岐を見過ごしてしまうところでした。


玉川町・葛谷付近にて


笹ヶ峠

 高縄山への分岐・宝入橋、午前10時半前到着。
 宝入橋からすぐの立岩地区は、ちょうど稲刈り最中。やや盛りを過ぎたヒガンバナが畦道に咲く棚田は趣がありましたが、道が谷筋の一番下方なので、うまく全体を見下ろせるポイントがありませんでした。


高縄山への分岐部


稲刈りの立岩地区

 分岐部からは山頂まで10qあまり、延々と登りです。勾配は、ほぼ7%で一定。道は舗装されているものの、路面は好天続きだったにもかからず濡れたところ多数ありました。中央部と道脇は苔むしているところも多く、枯葉枯枝の散乱も多数。周囲は杉木立で、下の写真より実際はずっと薄く暗い感じでした。
 左手には、ずっと谷川が、ほとんど山頂直下まで沿っていました(トップの写真)。瀬戸内側に位置する高縄半島ですが、香川と異なり意外と山深いのに驚きました。有難かったのは、10q地点から1q毎に「山頂まで○q」の標示があったこと。少し谷が深くなったところでは、片手が急斜面。ガードレールはなく、路面は濡れているので、あまり下りには選びたくない道。結果的に北面から登ったのは大正解でした。


高縄山への道


山頂まであと7q 

 この日のメインディッシュと考えていたこの登り。山頂からの眺めは、もちろんですが、この道程がとても良かったです。路面だけでなく山肌もかなり苔むしていて古くからある道かと思いましたが、おそらく昨今は南・松山側からの道がメインのようで、この日も一台の車にも出会いませんでした。
 南側へ下る道の分岐から山頂までも、結構な急勾配が続きました。漸く辿り着いた山頂は、電波塔?が建っているうえに周囲は木々が繁っており、展望はないかと残念に思っていました。ところが、鉄骨組みの展望台(3階建て分くらい)があり、それに登ると北側を除く300°くらいの眺望が楽しむことができました。しかし、この時間帯はまだ雲も多く、比較的眺望が良かったのは北西・北条方面のみ。それも少し靄っていて、もうひとつでした。すっきりとした夕方は、伊予灘に落ちる落日が美しいだろうと予想されました。


7%前後の登りが続く


高縄山頂から西・北条方面への展望

 ちょっと一服して、南側へと下り、石ヶ峠からは県道178号線で北条方面へ下りました。こちらも急勾配でしたが、南側斜面のためか路面はほとんど乾いていました。途中、西側の展望が開けるところが1ヶ所。見上げると、高縄山山頂がもう随分高くなっていました。


高縄山頂から東予市方面


山頂から下る途中、中島方面

 北条の郊外に入る手前では、海に向かって突っ込んでいくような幅広い直線道路となり、スピードがどんどん上がりました。この頃から、気温もうなぎ上り。ボトルを1個しか持っていなかったので、水分補給。「おっ、ご当地ものかな」と自販機で見つけた「塩とみかん」は、すっきりしていい味でした。おまけに100円だったし。その後、もう1本と探したのですが、何処の自販機で見つけることができませんでした。
 国道196号線のひとつ山側の県道を走って、粟井小学校のところで左折・県道20号線へ。道は、また登りとなって、暑さも加わり、それまで以上にノロノロ走行。県道20号線で松山方面に向かって国道317号線で帰ってくることも考えていましたが、さっさと諦め、県道179号線でまたまたショートカット。


塩と夏みかん


随所で見られた道路案内

 国道317号線は、これまでの道と比較すると予想通り交通量が多かったのですが、大型車が少なかったのと勾配が緩やかだったのが、幸い。懸念していた長い水ヶ峠トンネルもなんとか無難にこなせました。後は今治方面に下って、街と国道196号線に出る手前で県道155号線に右折。朝倉の町中で旧道との表示を少し迷いましたが、そのまま直進。前方左手に何やら立派な建物があるなあと見ていたら、今治タオル美術館とのこと。その手前で斜め右手に入り小さな峠を越えると、旦之上からは走り始めた道でデポ地に帰還。

ご意見・ご感想・新しい情報などは、こちらへ

ツーリング四国に戻る  TOP PAGE

inserted by FC2 system