東宮山周辺の道    


 東宮山は鮎喰川の上流北岸に位置する、標高1090mの山です。地図を見ると、頂上付近まで道が続いています。初めて訪れたのは2009年。当時は、まだ川井峠方面にも今丸集落方面にも道が繋がっていなくて、国道438号線・伴蔵から急坂を登っての往復路でした。2015年の時点では、西の川井峠からと北の今丸集落からの林道が合流していて、コース設定の選択肢が増えています。
                                                                        (2016年3月10日記)

  東宮山周辺の道  今丸林道など

コース    神山−林道倉羅川井線−東宮山−林道今丸線−県道250号線−林道太原横山線−林道月野倉羅線−神山 
走行距離    一周 約70キロ    積算標高差 2200m
最高地点    東宮山山頂直下 (標高 約1090m)          
走行日など    2015年 5月17日    天候:晴れ    シクロクロス

 この付近の道に精通している平キンちゃんから川井峠から東宮山まで道が続いている、今丸方面にもOKという情報をいただいたので、骨折後のリハビリとシクロクロス車の試乗を兼ねて、東宮山を登ってきました。

走ったコース
     
                                  県道250号線から東宮山、Z字に斜走するのが林道今丸線

 神山を午前8時20分くらいにスタート。まずは国道438号線を西進、川井峠へ向かいます。いつもなら45分ほどの道程を、ほぼ70分かかって漸く到着。道中、今日の鮎喰川の水は今一つだなと思っていたら、かなり上流の堰で工事中(この日は休み)でした。


川井峠トンネル手前の林道分岐部

林道倉羅川井線、急なコンクリート舗装が続く

 トンネル手前で林道倉羅川井線へ右折。平キンちゃん情報では、舗装化が進んでいるとのことでしたが、分岐からしばらくは地道が続きました。一部鋭利な石だらけの部分もあったのですが(距離にして200mほど)、舗装路以上に快適な踏み込まれた土道の部分もあり。これこれ、こんな道が楽しいんだなあと思っているうちに終了してしまい、写真撮り忘れです。その後はコンクリート舗装が続きました。勾配は結構きつく、15%前後が続きます。道自体は植林された杉林を強引に切り開いた感じで、趣はありません。川井峠から東宮山直下まで、約3qで標高差300m。標高はあっという間に900mに達しました。


翌週に登った剣山スーパー林道が見える

東へ、神山の町を見下ろす

 その付近からは、展望が広がりました。初めての道なので方向感覚がよくわからなかったのですが、写真:上左、稜線から伸びている道は、剣山スーパー林道・川成峠から木屋平方面に下る道を思われました(翌週に走りました)。写真:上右、東方面には、鮎喰川に沿った神山の町が一望できました。


背後の山は、高城山、雨雲レーダーが確認できた

奥は、雲早山辺り

 写真:上左、道は法面の状態からも、まだ新しいことがわかります。最奥は高城山、小さくわかりづらいですが、肉眼では雨雲レーダー塔が確認できました。
 写真:上右、稜線直下に走る道筋は、スーパー林道柴小屋〜土須間と思われます。写真を撮りながら、なんだか今日の自転車はすっきり見えるなと思っていましたが、工具・替えチューブなどを入れたサドルバッグを忘れたのに気付いたのは、この後随分経ってからでした。


林道今丸線分岐部

崩落

  標高900m付近から少し進むと下りになりました。と、前方に子鹿発見(写真撮れず)。下っていくと、200mほどで今丸林道の分岐点。なんと、ここは2月にすーさんと登ってきて雪で諦めた地点です(下記)。あの時は山頂まで、あとほんの少しだったわけ。で、ピークまで戻ってみました。北側に地道があったので進んでみたところ、すぐに広場があって「東宮山↑」の歩行路表示。以前にやってきた時の記憶はボンヤリとしか残っていないのですが、なんとなく印象が違う感じでした。季節柄虫も多そうだったので、山頂へ向かうのはパス。今丸林道へと向かいました。
 林道今丸線は、写真:上左、分岐から左へ大きくカーブすると尾根を越えるのですが、そこで通行止めの表示と柵。平キンちゃんから開通している話を聞いていたのですが、最近崩落でもあったのでしょうか。100mほど進んだところで、やはり。写真:上右のような崩落。自転車を置いて下見をしたところ、それほどひどくなさそうなので、担いで30m弱。下手に降りるとブルドーザーが入っていたので、ここからは問題なく下れることを確信しました。


峠少し下方から、県道250号線・高越山方面

砂利道(今丸林道)

 峠からは、コンクリート舗装と砂利道がしばらく続きました。砂利道部分、写真ではわかりづらいですが、大きな一枚石がでている部分も。きれいな青石でした。初めて訪れた1992年の落合峠は、これより遥かにひどい状態だったなあ。骨折療養中だったので、慎重に下りました。途中、材木を切り出し作業中のところあり。そこからしばらくも未舗装でしたが、さらに下ると比較的新しいアスファルト舗装になりました。しかし川井峠からの道に勝るとも劣らぬ急勾配。舗装路とはいえ、ここも慎重に下りました。北方向には、高越山方面と思われる山容と、かなり高い部分に横走する道(写真:上左、おそらくその後県道250号線で分岐を見た林道二戸線と思われる)が確認できました。


今丸の集落

穴吹川支流・二戸谷川

 今丸の集落は、穴吹川から見るとかなり奥。こんなところにも、しっかり人が暮らしている、まだまだ徳島県内にも知らないところがあるものです。
 林道今丸線を下りきると、国道492号線に合流。横を流れる穴吹川を見ながら、少し下ったところで、今度は県道250号線に右折。穴吹川がきれいなのはみなさんもご存じのとおりですが、今回の予想外のヒットは県道250号線横を流れる二戸谷川の流れでした。雨が降って水量が多かったためでしょうか。これまでこんなに水量のある谷だと思っておらず、気になったこともありませんでした。写真:上右は、人工の堰にできた光景ですが、この日一番の水風景。水底に黒っぽく見えるのは落ち葉です。


相変わらず荒れている、県道250号線

峠手前付近は、新緑が美しかった

 県道250号線を走るのは数回目かと思います。知る人ぞ知る荒れた県道。来る度に荒廃していくなと感じていましたが、今回はタイヤが太かったためか、意外と道路状況がいいように感じられました。ただ、峠前後はやはり結構荒れていて、ロードバイクだとストレスが多そうです。
 記憶と少し異なっていたのは、やたら勾配がきつく感じたこと。もう少し緩やかだと思っていたのですが。道は大部分が杉林の中ですが、峠の少し手前・標高700mを越えた辺りからは(写真:上右)落葉樹林となり、爽やかな新緑のトンネルとなりました。トップの写真は、その付近から東南方向へ。中央の三角山が東宮山(標高1090m)。左手から山腹をZ字に走る道が、その直前に下ってきた林道今丸線。剣山は最奥手の山に続いて、さらに右側画面の外です。


林道大原横山線、東側入口(右手)、左手に林道倉羅川井線の表示

林道月野倉羅線

  峠を越えて美郷側に少し下り林道大原横山線に入ろうとしたところ、この日二度目の通行止め標示です。ここも工事はお休みのようだったので、強行突破。幸い、100mほど路肩工事をしていただけで、走行には全く問題なしでした。林道というもののほぼ全線舗装。写真:上左は林道大原横山線の東側入口。左手には林道倉羅川井線との表示がありますが、先程走ってきた川井峠までは直通していないはず? サドルバック忘れに気付いたのは、この付近になってのことでした。
 国道193号線・倉羅峠に出て北側に少し下り、今度は林道月野倉羅線(写真:上右)を東進。この二つの林道は2006年・年末以来です。いずれも北側にどこか杉林の切れ目があれば、吉野川と讃岐山脈の展望が望めるはずですが、木々が繁茂して視界が開がるところが全くないのは残念でした。


左右内付近から焼山寺(山腹)方面

二ノ宮付近

 月野からは神山方面に下って、すぐのところから林道に入るつもりでしたが、結構荒れており、疲れと修理道具忘れもあって迷わずパス。しかし、そのまま下ってしまうのには惜しく、左右内から登り返して、焼山寺を右手山中腹に見ながら(写真:上左、最奥は剣山)、庄部経由で、道なりに走って二ノ宮へ。前週に参加したツールドにし阿波に比べて、ほぼ半分の距離・積算標高差なのに、脚完売でした。

  東宮山から神山の道

コース    神山町役場−東宮山−−−−−神山町役場 
走行距離    約40キロ 
最高地点    東宮山手前 (標高 約1000m)  
走行日など    2015年 2月15日    天候:晴れ    シクロクロス(レンタル)
 東宮山に登って、帰路は神山の未走の山道を辿るコースをすーさんと走ってきました。すーさんはフルサスMTB、私はレンタルのシクロクロス車で出走です。国土地理院の地形図を頼りに走ったのですが、ルートラボではトレースできず、今回のコース図はありません。興味を持たれた方は、国土地理院の地形図を眺めながら見ていただけるとありがたいです。


山頂までもう少しのところで、撤退

  神山町役場にデポし、午前9時半過ぎに出発しました。まずは国道438号線を西進。相変わらず、鮎喰川は清冽。神山方面には沢山の山道があって、まだまだ未走のところが多いのですが、今回は東宮山を登り、帰路に国土地理院の地図で確認した道を辿ってみることにしました。東宮山は6年振り(下記)。この時とほぼ同時期でしたが、前回はもっと暖かかった印象でした。確認してみると、その時は気温20℃と異常に高かったようです。この日は川沿いで10℃、山へ登ると6℃まで低下しました。


国道438号線を西進する

伴蔵から東宮山への分岐直後の登り

 10km少々で東宮山登り口の分岐に到着。記憶に違わず、初っ端から17%の坂道が歓待してくれます。写真:上右、上のほうに小さくすーさん。その後も休む場なく、半端ない登りが続きます。10%以下なら緩やかと感じるくらい。鮎喰川はあっという間に眼下に遠ざかっていきます。途中には、いくつかの分岐がありますが、東宮山→の表示がほぼあるので、迷うことはありません。


あっという間に鮎喰川は眼下に

いくつかの分岐あり

 6年前の記憶と異なっていたのは、途中からの地道部分もほとんど消失して、ほぼ最終までコンクリート舗装となっていたことです。さらに予想外だったのは、しばらく降雨はなかったはずなのに、工事車両が沢山入っているようで、雪解け水?で道はドロドロだったこと。


残雪と凍結が現れて

じゃり道コーナー

 標高700mを越えると、所々で凍結箇所が見られるようになってきました。残雪と凍結は登るにつれてひどくなり、標高890mほど登って山頂直下まで標高差で100m・距離で500m以内となったところで、ついに乗車不能となってしまいました。山頂までもうすぐと思われましたが、二人で協議の結果、残念ながら引き返すこととなりました。後でわかったのですが、そこは上述の今丸林道分岐点でした。


いよいよ雪深く

坂丸〜名の間にて

 下り途中、登り時に確認していた中峯殿宮林道に左折します。この道はもちろん初めて。いやあ、とんでもない道でした。覚悟はしていましたが、結構クルマが入っていると思われ、轍で東宮山の道以上にドロドロ×ドロドロ。周囲は杉木立に覆われて見晴しは全くなかったのですが、間伐が良くなされて、素人が見てもいい杉林でした。余裕がなくて写真がありません。下りでもスピードは一桁、登りは歩行以下という道だったので、ご想像を。


名集落付近から東方向へ
 
名集落から、南方向

 中峯手前で右折して(写真:上左)名集落まで下ると、東から南側の展望が広がり、この後向かう予定だった西ノ名方面が一望できました。最奥のうっすらと見えるとんがり山が、焼山寺山かと思われます。


立岩集落、写真のほぼ中央付近から下ってきた

名ヶ平から中谷方面への分岐

 一度、国道193号線・名ヶ平へ出た後、再び少し登り返しです。山をトラバースするような道は、2、3ヶ所、先ほど通ってきた西側・名集落方面や南方面・土須峠や江田を一望できるポイントがありました。shinさんま〜し〜さんが、江田の菜の花の季節に遠景をアップしていた撮影場所は、ここでしょうか?


西ノ名やや東から、南方向へ

左 ズームアップ 江田辺りと思われる
 喜来川に沿った西側の道を中谷集落から一番奥まで遡って、こんなところにもまだ民家がある(しかも小さな子供さんもいる家庭だった)と二人で驚きながら、最後の民家を越えたところから下り。180°方向を変えて喜来川を右手に見ながら(途中、玉笠川の渕に匹敵する美しい渕あり)下って、国道438号線へ。デポ地まで戻って走行距離はたったの40qに、所要5時間。平均時速8qとは・・・。

  東宮山と神山・阿川の梅

コース    徳島−東宮山−神山・阿川の梅−徳島
走行距離    一周 約90キロ   
最高地点    東宮山山頂 (標高1090m)
走行日など    2009年 3月 1日    天候:晴れ   MTB
 その前週に、初めて東宮山を目指したものの、途中から未舗装で少し荒れていたため、ロードでそれ以上の走行は断念しました。MTBに乗り換えて、再挑戦です。


神山・阿川の梅林

 国道438号線を川井峠方面へと西進して、伴蔵というところから東宮山への道を登り始めます。前週、よくロード(39X23)でこんな坂を登ったなという急勾配です。


大川原から眉山

舗装部の最終地点から、高城山

 分岐部から2qほど登ったところで、舗装は終わります。西南方向には、高城山の雨雲レーダーが確認できました。ここからは少し勾配が緩やかになりますが、分岐から乗車できる最終地点まで、約5qで標高差は600m以上でした。登り口からちょうと1時間でした。林道の終点(標高1050mくらい)からは、南方向に、東から柴小屋〜雲早山〜高城山と、その稜線の下方に横走する剣山スーパー林道の道筋を確認することができます。


稜線の下を横走する剣山スーパー林道

山頂への尾根沿いの道

 林道が終了して、山道を100mばかり自転車を引き上げたところに東宮神社がありました。あまり手入れされていないようで、荒れていました。神社の裏手に「山頂まで15分」の表示がありました。自転車はお荷物になるだけと思われる斜面だったので、体だけで登りました。北側からの落葉樹と南斜面の常緑樹が混在する尾根沿いの道を登ると、まさにほぼ15分で山頂に到着。


焼山寺の向こうには、徳島市内

山頂から北方向

 山頂には、小さな祠と二等三角点があるのみでした。落葉樹の間からは、東方向に焼山寺の向こうに徳島市街と紀伊水道まで見ることができました。北側には、吉野川が確認できなかったのですが、土成辺りの町並みがうっすらと見えました。山頂には、西方向に、川井峠→の表示がありましたが、自転車を持ってはかなり厳しそうな山道だったので、来た道を引き返しました。


神山・阿川の梅林

足元にはホトケノザも満開

 帰路、ちょうど見頃だった阿川の梅林に立ち寄ってみました。実を採るために栽培されているようですが、石積みの梅林が満開になる様は、なかなか見事です。


梅の木の下で

石積みの梅林

 ほぼ毎年のようにこの時期、阿川に立ち寄ってみるのですが、2015年までの記憶では、この年ほど絢爛であった記憶がありません。

ご意見・ご感想・新しい情報はこちらへ

ツーリング徳島へ戻る  TOPに戻る

inserted by FC2 system