中尾17林道と旧鵜峠

コース   鵜の田尾トンネル南口−高平山−中尾17林道往復−鵜の田尾トンネル北口−旧鵜峠−トンネル南口
走行距離   一周 約30キロ
最高地点   高平山 標高600m  積算標高差 約1100m
走行日・天候   2016年  12月 31日   天候:快晴   シクロ
 前夜、すーさんから「明日、走りませんか」のメール。神山界隈ウロウロも考えていたのですが、当日朝合流して前日の写真を見せたところ、「ここ行きましょう」。ということで、前々日も併せて、3日連続しての鵜峠近郊の走行となった次第です。
 トンネル北口から中尾17林道は、ルートラボでコースが引けなかったので、地図はありません。国土地理院地図を参考にお願いします。
                                                                  (2017年06月10日 記)

高平山 展望ポイントにて

 近場ということで、時間も余裕があるので、まずは吉野川河口へ。うまい具合に、だるま朝日を見ることができました。その後、西へとクルマを走らせ、デポ地はちょっと迷った挙句、鵜の田尾トンネルの南側(広場あり)にしました。鵜の田尾トンネルを慎重に抜けて左折、急坂地道へと進みます。さすがに3日連続となると、急勾配の荒れ道にも少し慣れてきました。が、やっぱりきついものは、きつい。前半2qほどで250m上昇です。

  

鵜の田尾トンネル北口・西側にある入口


急な地道が続く

 重いMTBでも軽快に走るすーさんのおかげで、前日より大分速いペースで進むことができました。初日は500m進むのがやっとだったのに、この日は、次の案内(5ヵ所ほど距離表示があります)までの時間が、随分短く感じました。
 で、高平山の展望ポイントに到着です(トップの写真も)。前日以上にいい天気でしたが、少し靄っていました。しかし、やはり絶景。日が当たると暖かく、しばしまったり。東讃はもちろん、備讃瀬戸から本州、小豆島も見えます。ちょっと残念だったのは、南側180°の展望が見えないこと。


展望ポイントから北への眺め


 展望ポイントから引田方面

 展望ポイントから少し下ったところから、西へ伸びる中尾17林道へと進みました。ここからはお初です。前日、帰宅後確認していた地図上で西へ伸びる道。ここにも記載されていますが、入口には進入禁止の鎖があり、最終地点付近はまだまだ工事中のようです。年末なら工事はまずやっていないと思ったので進んでみましたが、お勧めはできません。
 道は、Google mapの写真でも確認できるように、幅も広く、また高平山までの道と異なり、浮いた石はほとんどなく、勾配も緩やかで走りやすかったです。少し走ったところで、引田から淡路島方面が見えるポイントがありましたが、南方面への展望はここだけでした。

  
少し下って、中尾17林道入口


引田と淡路島方面

 そこから少し進むと、道は尾根を超えて北側斜面となり、日陰。下りとなって、好天にも関わらず肌寒く感じました。途中、道造成のためにできた斜面に現れていた地層を見てみたりしながら、林道入口から5q少々進んだところで・・・。
 突然、道は終了。これも、Google mapで確認していた通りでした。この手前200〜300mほどは最近作られたような造りだったので、普段は工事車両が入っていると思われます。道が踏み固められ、雑草や小枝、石などもないのが、その証拠かもしれません。いつも星越峠(香川)から南の山腹やや高いところを横走する道が見えているのが気になっていましたが、やはりここだったようです。


 突然、行き止まり


地層?

 途中、北へも南にも降りる道がないので引き返します。行き止まり地点の標高は約400mなので、尾根を越える一番高い部分との差は、およそ200m。おそらく林業のために造られた道と思わますが、植林されたと思われる杉林は一部のみしか見られませんでした。


後方は矢筈山


特に展望もなし

 尾根北側に入ってしばらく走った辺りは、大きくはないものの落葉樹林となっていて、新緑が楽しめそうでした。中尾17林道はシクロ車でもそれなりに下れましたが、林道入口から国道318号線までの荒れた下りは、3度目でもやはり苦労しました。両手が痛くなるくらい。途中でちょっと試乗させていただいたすーさんのフルサスMTBは、別の乗り物・魔法の絨毯に乗っているようで、あっという間に視界から消えていきました。


雑木林もあり


路面はこんな感じがほとんど

 国道318号線まで降りてきた後、まだ少し時間もあったので、そのままトンネルを抜けて戻るのもどうかと、閉鎖されている旧国道318号線・鵜峠へ向かってみることにしました。 初めてこの道を走ったのは、1976年(ちょうど40年前)。まだトンネルもなく、現役の国道でした。その後、既に閉鎖されていた2003年に徳島側から走ってみましたが、峠を越えて下り香川側の国道に出る直前で通行止めとなっていた記録が残っています。
 今回アプローチした香川側からの分岐にもチェーンが張ってあり、通行止め。そこを通り抜けて、すぐ180°のコーナーを50mばかり進んだところで、写真:左下のように路面完全崩落の箇所がありました。2003年はこの上手で引き返したようです。幸い崩落は10mほどで、排水溝と思われる山際のコンクリート溝だけが残っていたので、押して通過しました。まあ、一人なら間違いなく引き返していましたね。


旧318号線に入ってすぐ


大部分はこんな感じで走行可

 その後は、13年の間に人・クルマの通らなくなった道の変遷を示す・オンパレードです。谷筋では、出水時に流されてきたと思われる土砂と小石が道全体を覆っていました(写真:左下)。
 苔むした箇所も多数。道を横断する倒木も何ヶ所かありましたが、総じて9割方はシクロクロスでも問題なく乗車可能でした。堆く積もった落ち葉や散乱した小石の下のアスファルト舗装は、意外ときれいに保たれているようにみえました。


所々で土砂崩れ


県境・旧鵜峠

 記憶通りに、展望はほとんどないものの緩やかで走りやすい勾配の道を走り続けると、県境の標識。これも意外と朽ちていませんでした。県境の峠から徳島側は、途中2か所ほどあった林道に作業車が入っているのか、落ち葉も少なく、小石の散乱はほとんど皆無。快適に下りきると、ちょうど鵜の田尾トンネルの南側デポ地に到着。走行距離は30qに満たないですが、近場の地道と廃道を、のんびりと楽しめた大晦日となりました。

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