愛媛の屋根付橋を訪ねて   (愛媛県・河辺)

コース  双海−中山−小田−笹峠−河辺−鹿野川ダム−県道32・36号線−県道29・44号線−大洲−長浜−双海 
走行距離     165キロ 
最高地点     笹峠 (890m)
走行日・天候     2009年 4月19日  天候:晴れ  ロード
 某自転車雑誌の巻頭グラビアで愛媛の肱川上流にある屋根付橋の情報を目にしたのは、もう何年も前のこと。へえ〜、愛媛にこんなところがあるのか、一度訪れてみなくては、と思いながらもなかなか実現することができませんでした。
 今回も少し前から実行することを考えていたのですが、直前までいろんな事情で決行が定まりませんでした。結局、前日になって、お馴染みK氏と突如決行となった次第です。それ故、屋根付橋の正確な場所などの事前情報はもちろん、その日の行程もおおよそ決めただけで、後はアドリブでの実走となりました。
                                                           
     
                                       河辺の屋根付橋・三嶋橋
 スタート地点は、以前に佐田岬を走った時にもデポ地とした道の駅・双海です。
 まずは、県道221号線を国道56号線方面に向けて走りました。海岸線から緩やかに登っていく道は、幅広い2車線道で交通量も少なく快適でした。
 中山町で国道56号線に出て少し南へ進んだ後、左折。県道42号線で、大川嶺を訪れた時に走った広田村方面へと向いました。この42号線も道幅が広く前半は緩やかな登りですが、交通量も少なく快適でした。広田村で国道397号線に入り、小田町へ。小田町中心の少し手前で右折して、県道55号線へ進みました。ここからは、本日一番の峠・笹峠を目指して、ノンビリと走ります。道はほどなく1車線となりましたが、相変わらず交通量が極めて少なく、走りやすい道でした。

帯江橋、全容

帯江橋、内部
 笹峠を越えると、いよいよ屋根付橋がある河辺川に沿って下ります。川に沿って走る場合は遡るほうが眺めをゆっくり堪能できるものですが、今回はコース設定上、下ることになりました。河辺川周辺には何本かの屋根付橋があるらしいのですが、詳細な情報を事前に得ないまま現地入りとなったので、とりあえず下りながら周辺に目を光らせることになりました。
 走りながら、まず最初に目に入ったのが帯江橋です。詳しい構造はよくわかりませんが、両岸からの太い丸太が橋全体の重量を支えているように見えます。内部・路面?は板張りです。ベンチと小さな机までありました。

三嶋橋、橋上の状態

三嶋橋、川面から フジが満開でした
 帯江橋から少し下ったところで、小さな集落で県道からは隠れるようにして架かっていたのが三嶋橋。欄干には大正12年敷設との標示が彫られていました。帯江橋よりさらに古く、欄干や路面?に使用されている木々はかなり古びていましたが、屋根のおかげでしょう、朽ちている部分はほとんどありませんでしが。左岸から橋に向って伸びてきたフジがちょうど満開で、彩りを加えていました。

ふるさと公園にある近代的?屋根付橋

ふるさと公園の屋根付橋案内地図
 三嶋橋からさらに下ると、、おそらく小学校跡を利用したと思われる宿泊施設と整備された・ふるさと公園に到着しました。上記二つの橋とは異なるこの地を象徴するように造られたと思われるコンクリート製の屋根付橋も併設されていました。
 周辺案内図があったので見てみると、最も古い御幸橋を見落として通り過ぎていることを知りました。かなり小さな橋だったので、見落としてしまったようです。一番上流にあり数キロほど引き返さなければならなかったので、諦めました。
 結局、今回確認できた屋根付橋は帯江橋と三嶋橋のふたつだけでしたが、それでも屋根付橋の雰囲気を十分に味わえました。

県道32号線から見た、鹿野川ダム湖

大洲城から見た、肱川周辺の町並み
 河辺川に沿って下ると、ちょうど肱川本流にある鹿野川ダム直下にある肱川町の小さな中心街に出ました。河川敷で昼食休憩。
 ここからは特にコースを決めていなかったので、随時相談、まずは主要道をはずして、対岸を走る県道32号線を南下しました。国道と異なり、道は川からやや離れて山肌を登っていきます。松之越トンネルを越える手前にある広い丘陵地は、畑と民家が見られ、なかなかいい雰囲気でした。
 トンネルを越えて下って再び肱川本流にでると、県道29号線を少し西進して県道44号線で大洲方面へ向うことにしました。県道29号線も広い2車線の立派な道でした。数キロ走ったところで右折して、今度は県道44号線を峠に向けて北上。緩やかに登って峠を越え、下って三度肱川本流へでました。
 今度も国道197号線を外して川の左岸・県道44号線で大洲市内へ向います。途中、何かイベントがあったのでしょうか、カヌーが沢山集結しているのを見ました。

明治の街並み

おはなはん通り
 大洲の街に寄り道することは当初全く考えていなかったのですが、二人とも大洲を訪れたことがなかったので少し立ち寄ってみることにしました。、
 富士山(とみすやま)をぐるっと回るように蛇行する肱川沿いにある伊予の小京都とも呼ばれる大洲。大洲に関して私が知っていたことは、鵜飼、富士山のつつじ(今回は少し時期尚早)、「おはなはん」の故郷という漠然としたことのみ。「おはなはん」と効いて朝の連続テレビドラマを思い浮かべられる方は、少なくとも50歳以上ですかね。
 と言うことで、大洲に城があることも知りませんでした。川の左岸・小高い丘の上にある城跡に上ってみました。城周辺は整備されていて、広々として開放感があります。また大洲の街並みが一望できます。肱川河岸には、鵜飼用と思われる舟が並んで接岸されいるのが確認できました。

臥龍山荘

開閉橋・長浜大橋
 城跡から下って、街の中へ。道の駅ならぬ街の駅というのがありました。その周辺には写真:上のように「明治の街並み」とか「おはなはん通り」などと名づけられた狭い範囲ですが、整備・保存された区画があります。
 日曜日でしたが、時間が遅かったこともあるのか観光客も少なく落ち着いた雰囲気でした。その後立ち寄った臥龍山荘といい、大洲の街はとてもゆったりした時間が流れているように思われました。街中を通る道は国道56号線を中心として交通量が多かったのですが、信号の無い交差点でも横断しようとしている歩行者や自転車があると、クルマはみんな止まってくれていました。交通マナーが悪いと言われる徳島県ではあまり見られない光景です。見習いたいものです。

 大洲を後にして、肱川沿いを左岸・県道43号線で長浜まで下りました。跳ね上げ橋として有名な長浜大橋を通って、長浜の街並みを抜けると、後は国道378号線で伊予灘沿いを出発地点・双海まで戻りました。

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