林道木屋平木沢線

コース   神山−川井峠−木屋平−林道木屋平木沢線−川成峠−剣山スーパー林道−土須峠−神山
走行距離   一周 約75キロ
最高地点   スーパー林道最高地点 標高1500m    積算標高差 約2000m
走行日・天候   2015年 6月 6日   天候:晴   シクロクロス
 近隣の山道に関して一番の情報通と思われる平キンちゃん(2016年2月現在お休み中)から、木屋平から川成峠への道が貫通したという話を聞いたのは、2014年だった記憶です(開通は2013年らしい)。この道の完成により剣山スーパー林道を巡るコースの選択肢が広がったと、2015年6月に初訪問してきました。
                                                                  (2016年02月27日 記)
走ったコース

      
                                           林道木屋平木沢線、標高1000m付近から北へ
 この日は雨後の好天、視界・展望も良いだろうと予想して、お初の林道木屋平木沢線を登ってスーパー林道を目指すことにしていました。ところが、早朝職場から見たスーパー林道方面は、予想に反して雨雲かと思うほどの重い雲に覆われていました。まあ雨は降らないだろうと、仕事を済ませて神山までクルマで移動。午前8時10分頃神山町役場をスタートしました。まずは川井峠まで1時間15分ほどかけてゆっくりと。峠からは、これから向かう林道が雲に覆われた稜線直下の山肌を横走する様を眺めることができました(写真:下左)。


川井峠から林道木屋平木沢線遠景

国道439号線からの分岐部

 木屋平まで一気に下って、10時10分頃林道への分岐部に迷うことなく到着しました。ここから川成峠まで14q弱、標高差はほぼ1000mです。峠まで2時間あれば余裕で到着できるだろうと予想していたのですが、結論から言うと全く余裕なしで2時間かかってしまいました。また、未舗装部分が大分残っているかと思っていましたが、ほとんどが舗装されていました。しかも大部分がアスファルト舗装。コンクリート舗装は一部で、未舗装部分はもう極僅かしか残っていませんでした。


新緑の道、横に道標

 道は、まだまだ頭の上に

 林道序盤は比較的緩やかだったので、まだ余裕で登れました。標高900m付近までの中盤は、やや平坦な部分もあったくらいです。ちょうど伸び始めた新緑を楽しみながら登ります。しかし、後半になるにしたがって勾配はきつくなってきました。標高1100mから1200m付近は、14%前後の坂が1qほど続いて散々。
 登ってきた道は、どんどん眼下に遠ざかっていきます。先を見ると、今にも崩れそうな斜面にへばりついた道。斜面恐怖症の当方は、写真:下右の奥に走る道付近は、左側を走れず、クルマが通らないのを幸いと、ずっと右側に寄っての走行でした。下りには使用したくないレイアウトだなあ。


 右上の道が向こうに見える

 道横は、かなり急な斜面、もうすぐ峠

 それにしても、台風や大雨があれば、土砂崩れ必発、しかも修復にはかなり困難を伴うと思われる道でした。勾配がきつくあまり余裕はなかったのですが、標高1000m付近になってくると、北側の展望が広がってきました。
 トップの写真、自転車の上、三角錐の山が東宮山、その右下が川井峠付近。真ん中の山を横切るのが三ツ木の県道250号線。左手は高越山。その背後にうっすらと見えるのは阿讃山脈で、肉眼ではその向こうに小豆島まで見ることができました。風景を楽しむという口実の休憩を何度も取りながらの走行でした。


スーパー林道・川成峠付近から正善山方面

スーパー林道、崩落部

 漸く辿り着いた川成峠ですが、予定の高城山方面は通行止めの柵が設けられていました。が、倒れており、バイクらしき新しい轍もあったので、そのまま進んでいきました。ほぼ10年振りのスーパー林道は、記憶より道幅が狭く感じましたが、路面状況は前々週に走った柴小屋〜土須間より随分締まって石も少なく走りやすかったです。のんびりと進んでいたところ、スーパー林道最高地点から少し西で、再度通行止めの太い鉄柵。表示によると500m先で崩落とのこと。少し前に走ったひらきんちゃんは何のコメントもなかったので、なんとか行けるだろうと進んでみたところ・・・。5m程と短いながらも完全崩落。押して歩く幅も残っていません。法面は急斜面で鎖骨骨折治療中の身には登ることが躊躇われました。幸い崩落の底が2m弱だったので、まずは体を下して自転車を下し、今度は対側に自転車を挙げて身を持ち上げることで、なんとかクリア。東側の看板をみると、11月(2015年)まで工事で通行止めとのことでした。


ファガスの森西側

スーパー林道・四国のへそ付近から徳島・鳴門方面

 その後は、スーパー林道のいいところを満喫。四国のへそと名付けられている標高1500m付近からは、吉野川河口に広がる徳島・鳴門市街から淡路島が一望できました。写真(上右・下右)では、それほどはっきりしませんが、これまで訪れたうちでは一番の好条件でした。南に目を転ずると、山々の向こうには太平洋も見ることができました。


ファガスの森付近にて

上の写真、ズームアップ

 ファガスの森前後は、全長90qほどのスーパー林道でも一番大きな落葉樹が群生するところです。新緑や紅葉の頃、一度は訪れる価値があると思います。この日は、崩落のため剣山スーパー林道が通り抜けられなかったためか、クルマもオートバイも少なく走りよかったです。


常緑樹にも新芽が伸びる

ファガスの森〜土須峠間の新緑

 ファガスの森から土須峠区間も、落葉樹はもちろん常緑針葉樹の新緑のトンネルを作ってくれていました。路面状況もストレスなしで(逆方向なら結構な登りですが)、森林浴を楽しみながら下りました。結局、神山に下り切るまで青空は時折覗いただけで、スーパー林道付近は13℃。薄手のウィンドブレーカーでなんとか凌げる肌寒さでした。
 上述のように、剣山スーパー林道以上に災害には弱いと思われ、一度通行不能になると復旧には非常に時間がかかると思われるので、興味を持たれた方は、早めに一度訪れることをお勧めします。

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