大 山 (上板町)  および 四国のみち 大山〜大坂峠・縦走


コース   第十堰−上板町立歴史民族資料館−大山山頂−大山寺−第十堰  
走行距離     一周 約30キロ
最高地点     大山山頂 (標高 691m)
走行日     2002年 2月20日  MTB  天候:晴れ
 大山に至る県道34号線は、阿讃山脈に向かって走る県道のうち唯一香川県と交通していない道です。
 どの地図を見ても連絡がなさそうでしたが、ひょっとするとという淡い期待を抱いて、上板町立歴史民族資料館の横を県道34号線へと右折。しかし、期待虚しく、右折してすぐの道路脇に「この道を進んでも香川県には抜けれません」という表示が・・・。
 それでも、まあ行けるところまで行ってみようと進みました。特に何が面白いということもなく比較的走りやすい緩やかな登り(その後走った時にはとても急と感じた・下記)道を淡々と進みました。吉野川もこの日は霞んでいました。ほどなく、ここが山頂かと思われる表示のあるところへ到着。北側にはすぐそこに引田の町が鳥瞰できる(写真下)のですが、やはり自転車に乗って走れ(下れ)そうな道はありませんでした。
 同じ道を引返すのもなんだったので、左手へ進み、鬱蒼とした杉林の中のコンクリート舗装(これが急で、しかも落ち葉が多くすべりそう)を慎重に降りると大山寺境内の裏手に出ました。

  四国のみち 大山〜大坂峠・縦走

コース   板野−広域農道−県道34号線−大山山頂−一本松越−あせび公園−板野 
走行距離      一周 約40キロ弱  大山〜あせび公園は、やまみち
最高地点      大山山頂 (標高 691m)
走行日      2003年 12月23日  MTB  天候:晴れ
 : この縦走コースはあまりお勧めできません。もし、このレポートに刺激されてトライしようとされるなら、
    1 できるだけ単独行は避けて・・・赤リボンの道標がありますが、藪で道不明もしくは迷う所あり
    2 ヘルメット、薄めのゴーグルは必須・・・倒木多く、頭上注意。ブッシュから目の保護が必要
    3 しっかりした生地のウェアを着込んで・・・棘(バラ?)のある植物も多く、転倒も考慮
    4 食料、水も十分に用意を・・・コース上に自販機はもちろん、水場も一切無し
    5 それでも走るなら12〜3月に・・・冬場でもブッシュ多く、草木の繁る夏場に走る想像は?
 ただし、上記は通常本来自転車が走れる道を走ることをモットーとしている私の意見です。山道をものともせぬ方にとっては、なんと言うこともない道かもしれません。
 山と渓谷社発行の「徳島県の山」(分県登山ガイド35)を参考に、これなら半日コースで楽しめれるかな、と少し前からこの縦走コースを考えていました。 この日は前日までの冬型気圧配置が緩んで、小春日和の絶好のコンディション。同行のすーさんと「こんなにいい天気だとわかっていたら、もっとハードなコースを選んでいたら良かったなあ」など話しながら、大坂峠のふもと・あせび温泉をスタートしたのですが・・・。
                                                     (2011年1月12日 更新)
     
                                          大山山頂から引田方面を望む(2002.02.20)
 県道34号線の登りまでの足慣らしにと広域農道を走ったのですが、これがまず第一の誤算。あまり距離はないものの10%前後のアップダウンの繰り返しで、ウォーミングアップどころかアップアップ状態になるところでした。第二の誤算は、自販機があると思っていた歴史民族資料館で水分調達ができなかったこと。さらに、上記の「大山」では「県道34号線は比較的走りやすい緩やかな道」なんて書いたように楽勝だと思っていたのに、所々10%を越える坂があり、前座の段階ですでに足がいっぱいになってしまったのが第三の誤算(全く記憶というものは、まことに曖昧いい加減なもの)。前途多難を思わせるアプローチとなりました。
 さて、前置きが長くなりましたが、いよいよこの日のメイン、大山〜大坂峠・縦走です。

大山への登り、10%程度の坂が随所に

吉野川を見下ろす
 大山山頂から東へすぐのところに、「この道かあ?」と思わずちょっと腰が引けそうな、シングルトラックの分かれ道がありました。両脇からは冬だというのに、背丈を越える雑草が行く手を遮るように蔽っており、路面の状況もはっきりとわからない状態。ひとりなら迷わず諦めたでしょう。強引にサドルに跨って下り始めたものの、早々につんのめって前転一歩手前の落車。後ろからはすーさんの高笑い。しかし、この日最後までに二人で数回、同じような落車をしました。

阿讃山脈をバックに

大山山頂で大休憩
 予想以上の悪路で、結局7割方押すはめになりました。なんとか電波塔まで辿り着いて一安心。ここから大山越までは舗装路。結果的には大山山頂から大山越までが、今回の縦走路の中で最も荒れていました。大山越から一本松越まではそこまではひどくないものの、乗車可能率はやはり半分あるかないか。それでも、最初に比べるとよほど楽しめる道でした。

大山越〜一本松越

一本松越(左奥、香川側へ)で一休み
 一本松越を過ぎると、すぐに急な登りで押しの一手となりました。道の状態は場所によって様々で、落ち葉を敷き詰めた幅2m弱の快適な「ヤッホー」な部分もあれば、直進する道なのにすぐ前を行くすーさんの後姿が、ひどいブッシュで2mも離れると何処にいるのかわからなくなるようなところも何ヶ所もありました写真:下左()。また、「ヤッホー」と調子にのって進んでいくと、写真:下右のように倒木が行く手を遮るところも到るところにありました。この日一日でいったい何本の倒木を担ぎ、または潜り抜けたことか。数えとけばよかったなあと思ったくらいでした。

ブッシュが行く先を遮る、一瞬先は真っ暗ならぬ藪の中

倒木を乗り越え(やらせではありません)
 この縦走コースは大山山頂標高691mが最高点で、大山越からあせび公園までは、ほぼ400〜450m前後のアップダウンが続いています。しかし、この30m前後の登りが、普段山を歩きなれていない身にとんでもなくダメージを与えてくれました。最初のうちこそ、ふたりで「ハイカーの人が見たら何やってんだろと思われるだろうなあ」とか「面白い、楽しい、最高!」なんて大笑いしていたのですが、アップダウン(押し上げるのはもちろん、下りも結構疲れる)を繰り返すうちに、ふたりとも次第に口数が少なくなっていきました。登りでは自転車ではあまり使わない脹脛がパンパンに張って、僅か100m進むのに3回も休むようになる始末。

倒木をくぐり(これもやらせではありませぬ)

鉢伏山を下る(平坦に見えますが、かなり急勾配)
 地図を見ると、鉢伏山あたりからもうそれほど登りはないと思っていたのに、結局最後まで押し上げては下るの繰り返しでした(一回の標高差はたかだか20〜30m前後でしたが)。「これで最後の登りか」と何度言ったことか。漸く写真・下右のようにあせび公園と大坂峠を降りる道が見えるピークに辿り着いた時は、二人とも疲労困憊。もう一歩も登れない状態でした。なんとか舗装路まで辿りついて、「あ〜、面白かった、でも二度と来ないだろうな、一度で十分。」というのがふたりの共通感想でした。道中、出会った人無し。

鉢伏山

あせび公園(左の最高部)が見えた!
参考までに
 縦走に要した時間は大山山頂−大山越が押しが多く、上記・ガイド通りの時間(30分)がかかった以外は、5割弱くらい?なんとか乗車可能であったので、あせび公園まで約2時間40分くらいでした。
 縦走路はほぼ正確に香川・徳島県境の尾根をトレースしています。走っていても左右ともに斜面で、尾根であることがよくわかる場所がそこここにありました。しかし、ほぼ全長に渡って雑木林に蔽われており、眺望が取れる場所がほとんどなかったことが、鳥瞰大好きの私にとっては残念なことでした。

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