南信州ツーリング 2010

 信州は、北海道と並んで、私が自転車ツーリングを始めた頃(もう35年以上前)からの憧れの地でした。
 30年余前には、年に何度か松本を中心として、ツーリングに出向いた年もありました。仕事についてからは、ほとんどツーリングが出来ない日々が続いていましたが、この数年は少し余裕ができてきました。乗鞍や美ヶ原などのヒルクライムレースでは、毎年のように信州を訪れていたのですが、ゆっくりとツーリングできる機会はなかなかありません。
 今回は、同じ信州でも、これまで訪れたことのなかった南信州・しらびそ高原付近を走ってきました。
 実は、この計画、前年同時期に企てていたのですが、悪天候の予報で前日に急遽中止。一年越しとなった今回も、直前まで私の仕事が落ち着かず。結局前々日に、なんとか仕事の目処がついたので決行となった次第。そのため、昨年はもう少し走行コースなどについて予習していたのですが、今回は事前情報収集がルートラボによるコース概要のみ、と言う大雑把なもののみでした。行き当たりばったりの旅もまた楽しいし、思わぬ出会いに感激することも醍醐味ですが、やはり限られた時間。道路状況はもちろん、地方の情報なども収集することが、貴重な時間をより有効に過ごすには必要かとも何度か感じたツーリングでもありました。
 しかし、やはりこの時期(に限らずでしょうが)の信州は素晴らしかったです。
 同行は、ご存知・盟友K氏。

   Prologue & 1st stage

コース   道の駅・信濃路下篠−天龍村−上村−しらびそ高原−地蔵峠−大鹿村−松川−道の駅・下條  
走行距離        145キロ
最高地点     しらびそ高原(標高1900m)  ロード  天候:晴れ        
Ptologue
 午前3時起床。4時前にK氏と待ち合わせて、自転車(それぞれのロードとMTB・計4台)を先日走行距離13万キロを越えたばかりのSTEP WGNに積み込んで徳島を出発。途中一度の休憩で、高速道路を一路信州へ。


     
                                    日本のチロルと呼ばれるのも納得、下栗集落
 午前9時過ぎに道の駅・信濃路下條を出発、しらびそ高原を目指しました。初日は、しらびそ高原がメインです。飯田方面からしらびそ高原に至る道筋では、県道251号線・赤石トンネル経由が主要道かと思われます。が、長いトンネルはできるだけ避けたい&天竜川沿いを走ってみたい、という思惑もあって、道の駅・信濃路下條をスタート・ゴールとしました。まずは県道83号線と県道2号線経由で天竜川沿いを南下、天龍村平岡まで南下するコースへと向います。

 交通量も多く、急なアップダウンばかりの国道151号線を少し走ったところで、県道83号線へと進路変更。県道入り口はすぐわかったものの、その後はもうひとつわかりにくい道でした。天竜川に向ってぐっと下って行く道は、どうみても町道・村道といった雰囲気の幅狭い一車線の道。本当にこの道で正しいのだろうかと、早くも何度か立ち止まっては確認する次第でした。ただ、周囲は「信州の新緑はまだまだだろう」と言う予想に反して一面の瑞々しい新緑で、田植えをせんばかりに水を張った田や、信州独特の大屋根の民家などが点在し目を楽しまさせてくれるうえに曲がりくねった道であることもあって、急な下り坂にもかかわらず随分スピードが鈍化。
 下りきったところで道は2車線となり、左には天竜川が流れます。その後ずっと続いたのですが、周囲の山肌は広葉樹林が多く爽やかなライドグリーン一色。四国には、これだけの広葉樹林が続く川沿いのコースが思い当たりません。ただ、鮮やかな新緑に反して、天竜川の色は濁った鶯色。同行のK氏も「なんか薬でも入っているような色だな」という色合いでした。ダムがあったためかもしれませんが、ちょっと意外&少しばかり興醒めでした。

天竜川沿いを走る

天竜川支流・遠山川
 県道1号線に合流するまで、左岸に渡って標高差約200mの登り。やや急な登り坂であるものの、道はきれいで交通量がほとんどないので、とても走りやすかったです。合流地点から温田(ぬくた)までは下り。南宮大橋を渡ると再び川の右岸に移動します。本来川に沿って下っているはずですが、その後もアップダウンの繰り返し。地図を見ると微妙に川から離れているので、天竜峡とはさぞ谷深く、川沿いに道を作りにくかったのだろうと予想していました。が、祖谷渓谷は言うに及ばず、大歩危峡でももっと迫力があるなあと思うほど、意外とおとなしい川沿いの景観でした。相変わらず道は広く快適で、しかも交通量はほとんどなく、新緑は何処までも続いていきます。

下栗地区付近にて

南アルプスが、眼前に
 県道1号線を平岡ダムまで下ると、そこからは、国道418号線を北上することになりました。天竜川支流・遠山川に沿って緩やかに遡っていくのですが、道は快走路。横を流れる川は、両岸はもちろん、河川内にも潅木が見られる自然の様相で味がありました。天竜川本流に比較すると、川水はずっと透明度が増してきましたが、まだまだ四国の川のほうがきれいと思われる程度でした。ただ、川幅が広く緩やかで、狭く急な四国の川とは異なり、ちょっと北海道山中の源流を思わせる雰囲気でした。
 道の駅・遠山では、国道152号線に合流し、自転車乗りには有名な秋葉街道へと進みました。道の駅・遠山郷で小休止。対岸の和田地区は景観保護区のように書かれていましたが、それほど趣きはありませんでした。
 そこから北上し、上村方面へと進みました。事前に地図で、上村手前からしらびそ高原方面に上る道も確認していましたが、結局私がハンガーノックに陥り補給休憩した地点で、既に一番北側の道も行き過ぎていることを確認。2kmばかり戻った上村から、いよいよしらびそ高原への登りとなりました。ちょうど正午。翌週行われる・しらびそ高原ヒルクライムのコースとほぼ同じと思われたので、ちょっと気になって時間を見ていましたが、結局しらびそ高原・ゴール地点まで2時間20分もかかりました。
 初っ端から10%を越える激坂が続きます。遠山川はあっという間に眼下に遠ざかっていきます。K氏とともにふうふう息荒い呼吸で、なんとか登り進みます。約4kmばかり10%近い坂が続いた後、漸く勾配が緩やかになったところで、前方方面に残雪の南アルプスが目に飛び込んできて、疲れを吹っ飛ばしてくれました。

しらびそ峠まで、あと2km

しらびそ高原から南アルプス
 平坦区間の最後は下栗地区と言って、日本のチロルとも呼ばれている斜面にある小さな集落。冒頭の写真のように、まさにスイスを思わせるような草原風景もありました。しかし、地区内の道は、またまたこれでもか、と言うくらい急。一番急なところは確実に20%を越えていると思われました。集落を超えた後も7%くらいの坂が続きます。ちょっと走ったところに「下栗地区一番の眺望地点・こちら」の表示を見つけました。かなり気を惹かれたのですが、片道15分の山道を歩く元気なし。K氏ともども即座に却下。
 そのまま、まだまだ急な坂を蛇行したり、2度程立ち止まったりする始末。下栗ではちょうどヤマザクラやシバザクラが満開でしたが、もう少し登ると新緑もまだまだの状態になってきました。変わって疲れを癒してくれたのが、右手に近づいてきた南アルプスの山々。
 少し勾配が緩やかになったのは、後5kmくらいからでしょうか?その付近の周囲の木々はまだまだ落葉状態でしたが、もう2〜3週間でなるだろう新緑の季節は想像を遥かに越える素晴らしさだろうと思われました。その頃、前方遠くに漸くしらびそ高原の建物(ハイランドしらびそ)らしきものが見えてきました。
 なんとかしらびそ高原に辿り着き、補給大休憩。ここからは、南アルプスが手に取るように間近に見えます。また北西方向には、うっすらと中央アルプス・駒ヶ岳方面、さらに北東方向にはうっすらと来たアルプスも見えました。連休後であったためか、訪れている人もまばらで、ゆっくりすることができました。

しらびそ峠にて

北アルプスが見える
 時刻はもう15時前になっていましたが、ここからは下り基調と言うことで、当初の計画通り地蔵峠を越えて大鹿村から松川へと回ることにしました。
 自転車乗りが必ずと言っていいほど写真を撮っている・しらびそ峠は、高原から下ってすぐのところにありました。私たちも当然記念撮影(写真:上左)。
 しらびそ峠から地蔵峠方面と上村への分岐までは、急な下り坂。私たちがしらびそ高原に上る途中では、降りてくるお揃いのチームジャージを着たロード乗り数人と擦れ違ったのみでしたが、この下りでは10人を越える自転車乗りと擦れ違いました。ロードの方も居れば、MTBもクロスバイクも。みんな仲間なのか、いくつかのグループなのか、単独なのか不明。時間からすると高原泊まりだったのでしょうか?挨拶をしながら下り、途中で上村方面から右折し地蔵峠方面へと向いました。ここまで降りてくると、再び新緑が芽吹いていました。一時的に少し登りになりましたが、周囲は一面の落葉松の新緑(写真:下左)。クルマもほとんど通らないので、疲れているのにもかかわらず快適に走れました。

地蔵峠手前、新緑の落葉松林

松川郊外の天竜川にて
 地蔵峠はしらびそ方面から走ると峠というよりは緩やかな下りの一地点でした。しかし峠から北側はぐっと下っていきます。つづら折れの峠道をほぼ下ったところで、K氏がパンク。これが今回のツーリング唯一のメカトラブル。その後国道152号線を北上(下り)しますが、道に沿って流れる天竜川支流の青木川周辺は新緑真っ最中。谷はやや狭目で道も狭く蛇行していましたが、なかなか趣きあり。下るよりも登ってくるコース設定が良さそうに思われました。程なく下りも緩やかになり道幅も広がってきましたが、K氏が40km overで快調に走るので、千切れないように走るのが精一杯。大鹿村・小渋橋で東方向に赤石岳の雄姿拝むと、間もなく松川方面へ向う県道22号線に左折です。しばらく小渋ダム湖沿いとなるのですが、このダム湖沿いの新緑も今を盛りと輝いていました。
 ダムからは一気に下ると松川郊外で、県道18号線へと左折。ちょうど天竜川本流を渡る地点からの風景、川岸の新緑と南アルプスの展望が最高でした。ここからは交通量が多いだろうと予想していましたが、その通り。信号も多く(そこまでの90kmあまりにはほとんど信号がなかったので)、おまけに緩い向かい風。ここで、K氏がいつもの調子で爆走したら置き去りだと懸念していたのですが、そこはK氏。ちゃんとゆっくりペース。デポ地・道の駅手前の急坂もなんとか上りきって、18時前に到着。無事、一日目を終了しました。

   2nd stage & Epilogue

コース    道の駅・南アルプス村長谷−町道・高嶺線−芝平峠−釜無山手前−入笠山−黒河内林道−道の駅  
走行距離        135キロ
最高地点     入笠山 (標高 1955m)  MTB  天候:晴れ        
 一夜明けて。この日は、MTBで入笠山周辺のダートを走るのがメインです。
 高遠郊外、道の駅・南アルプスむら長谷がこの日のデポ地。

     
                                          入笠山直下から、八ヶ岳方面を眺望

 道の駅・南アルプス村長谷にクルマをデポして、午前8時過ぎにスタート。まずは県道211号線を北に向って走り始めました。道は最近改良を重ねているようで幅広い2車線道ですが、ところどころに蛇行した旧道がクロスしていました。周囲はちょうど田植え。
 この日、最初の芝平峠まで、県道211号線・谷道を走るコースと途中から西側の尾根道(町道高嶺線)を走るコースとをチェックしていました。当然後者のほうが魅力がありそうなのですが、ほとんど事前情報(道状況など)がなかったので迷っていましたが、結局二つ返事で後者を進むことにその場で決定。ここで、CCが作動していないことに気付きました。走り始める直前にもチェックしていたのですが、時々動かなくなります。K氏はもともとCCなし。この後一日、目分量!で走ることになりました。


町道・高嶺線登り口を見下ろす

町道・高嶺線にて

町道・高嶺線から南アルプス

 211号線から高遠方面に左折してすぐ小豆坂トンネル手前で右折。ここまでは地図どおり。そしていきなり激坂です。おまけに地道なので速度は歩いている程度。なんとか登っていくと尾根筋近くになって、やや平坦になりました。そこからは、尾根沿いに北方向へ進むものと思っていたのに、道は北西方向に下り始めました。持ってきたルートラボで作成した地図で確認してみますが、どうもよくわかりません。
 しかし、どう考えてもおかしいと思われ、結局尾根沿いコースは諦めて、引き返して211号線を登ろうとしばらく進んだところで、北方向・尾根沿いに分岐部発見。未だにどうして登る途中に二人ともその分岐部を見逃したのか、不思議でなりません。とにかく、まずは良かった、今度は間違いなしとそちらへ進みました。


迷った末に辿り着いた、町道・高嶺線

町道・高嶺線から、南アルプスと伊那路

 ところが、その道、しばらくはとんでもない悪路でした。地道であることはもちろん、とがった数p大の砂利が敷き詰められています。クルマもほとんど通らないようで、全く踏み込まれていません。おまけにそこそこの急勾配。こんな道が続くのなら、とても入笠山までは辿り着けないな、と弱気になるくらいでしたが、幸いしばらく進むと路面状況は好転し、勾配もやや緩やかになってきました。周囲は昨日同様、落葉松の新緑でいっぱいです(写真:上左)。振り返ると、211号線沿いの集落が鳥瞰できました。また、左方には木々の間から中央アルプスがチラチラと見えます。ところが、なかなか展望が開けたところがありません。そこで、ちょっと山側斜面を登ってみると、写真:上右のように伊那路を含めた大展望が拝めました。


林道・入笠山線

林道・入笠山線

 さらに進んで尾根の東側に入ると、右手に南アルプスが間近に近づいてきました。電波塔のようなものが見える辺りが入笠山でしょうか?さらに進むと、町道の最高地点を少し過ぎたところで、今度は前方に八ヶ岳の雄姿。左手遠くには、北アルプスも見ることができました。この日もやや靄がかかって(黄砂?)山を見るには少し条件が悪いようでしたが、それでももう少し早く出発していたら条件はもっと良かったのでは、と最後まで、泊まったビジネスホテルで付いていた朝食の時間が6時45分からだったのでスタートが少し遅くなったことを、ほんの少し悔やみました(贅沢)。結局、町道高嶺線の20kmばかりを走る間に擦れ違ったのは、クルマ3台とオフロードバイク数台のみでした。


金沢峠方面への分岐にて

入笠山直下から八ヶ岳方面

富士山が見える

 芝平峠からはしばらく舗装区間がありましたが、入笠山方面の分岐からは再び地道となりました。分岐部には、ここでも翌週MTBの大会が開かれることを案内した立看板がありました。ここから再び、結構急な上り坂となりました。登るに従って、また木々は落葉状態に。しばらく登ると少し緩やかになって、それまで左手に時折見えていた八ヶ岳は両側に繁る落葉松に隠されてしまいました。そこを過ぎると、富士見方面からのゴンドラ終着駅から近いと思われる山小屋やトイレのあるちょっと開けたところで小休憩。案内地図で進む方向を確認しました。


入笠山直下から八ヶ岳方面

入笠山直下から小淵沢方面

 当初の予定・釜無山方面へと進みました。途中、入笠山のほぼ直下北側斜面になると思われるところに、八ヶ岳の大展望が広がる地点があります(写真:上&この日のトップ)。八ヶ岳はもちろん、広大な裾野・小淵沢方面が一台パノラマを、補給大休憩も兼ねて堪能しました。東には、うっすらとでしたが、富士山も見えました。
 そこからは、大阿原湿原を経由して釜無山方面へと向かいました。ずっと地道ですが、路面状況はまずまず。ところで、翌週MTBの大会が開かれるとのことでしたが、ゴンドラ付近にはMTBのダウンヒルコースもあるらしく、この近辺はMTBで訪れる人も多いようでした。そのためか、随所に「通行止めの柵があるところはMTBやオフロードバイクで進入しないように」という表示がそこここにありました。大阿原湿原に向う途中にも何本か横道がありましたが、いずれもゲートで閉ざされてました。

大阿原湿原へ向う道

砂利道の黒河内林道

 大阿原湿原からさらに少し登って、いよいよ釜無山から下りになるだろうと思われた地点で、なんと通行止め(写真:上右)。それまでよりずっとしっかりしたゲートで閉ざされていました。知っている道なら自己責任で強行突破することもありますが、先に表示といい、ここは良識に従って撤退と決定。入笠山の登山地点まで戻って、もうひとつ手前の谷を戸台まで下ることとしました。
 入笠山の登山口まで戻った時に、K氏と相談。釜無山方面へ進めなかったことの代わりに、入笠山をハイキングすることにしました。 この日は下山後500km超の帰路が控えているので、あまり時間に余裕があったわけではなく、また「山頂まで30分」の表示にちょっと躊躇ったのも事実です。しかし、実際はその半分・15分ほどで山頂に到達。しかも、ここからの眺めが最高。もし登っていなかったら絶対に後悔したと思われる360°の大展望。町道高嶺線を走っている道筋でも見えたのですが、標高が数百m高い入笠山山頂からは、西南方向に中央アルプス、西その後方には御岳山、北に向って乗鞍岳からさらに北アルプス。町道高嶺線は眼下に。さらに北から東には、美ヶ原から八ヶ岳、そして富士山と手前には南アルプス。


大阿原湿原にて

入笠山を登る

入笠山から、諏訪湖が見える

 ただでさえ鳥瞰好きの私にとっては堪らない展望。K氏もこの眺めには大満足。惜しむらくは、上天気だったものの、少し靄っていたことと14時過ぎという時間帯。すっきりとした大気の日や日の出・日の入り前後は、さぞかし素晴らしい景観だろうなあ。いつまで見ていても見飽きないと、しばらく佇んでいました。コンデジで何枚か写真を撮ったものの、その魅力の1%もお伝えできないか。ただでさえお粗末な写真が小さくて見づらいかと思います。ブログでは写真がもう少し大きいので、もう少しは雰囲気をお伝えできるでしょうか?


大阿原湿原へ向う道

砂利道の黒河内林道

 もっと長居をしたかったのですが、時間は容赦なく過ぎていきます。惜しみつつ下山。
 その後は高遠方面に下るだけだと思ったのも束の間、舗装路を快調に下ってすぐのT字分岐で「高遠」の表示に従って右折したところ、またまた進む方向がどうもおかしい。そのままだと芝平峠のほうへ戻っていくように思えました。そう言えば芝平峠辺りで牧場経由という表示が確かあったことを思い出しました。立ち止まって、また相談。結局T字分岐まで引き返しました。表示を見ると、直進が正しいようでした。ところが直進したところ、またすぐに分岐があって右手は「行き止まり」の表示。左手は釜無山の時と同じような閉鎖ゲート。ありゃ、ここもだめか、しかし芝平方面に戻る気はしないなあ、と近づいてみたところ、K氏が「通った方は必ず閉門してください」と書いてあるのを確認。安心して柵を開けてそちらへと進みました。


入笠山山頂にて、八ヶ岳方面

走ってきた町道・高嶺線が見える

富士山アップ

 が、この下り・黒河内林道がまたまた凄い砂利道。結果的に戸台までずっと砂利道でした。シクロクロスやシングルトラックもバリバリのK氏でも慎重に下るくらい。この道を逆走・登るのは、タイヤがグリップせずに大変と思われました。ところどころには、小さく崩壊している地点もあり、いつ大きく崩れてもおかしくないような道でした。下り始め、写真:下右のように周囲の木々は落葉状態でしたが、下るに連れて山肌は新緑満載。おまけに横を流れる小黒川が今回のツーリングでは唯一の澄んだ流れで目を楽しまさせてくれるのですが、路面状況の把握に集中が必要で、ゆっくりと風景を楽しむことができませんでした。その美しさと厳しい道を伝える写真が全く無いのが残念。通行可能になっている道でこの状況でしたから、通行止めになっていた釜無山方面を進まなかったのは大正解だったのかもしれません。


北東へ、遠くにうっすらと北アルプス

砂利道の黒河内林道

 戸台では、是非自転車通行を許可して欲しい・南アルプススーパー林道の入り口を横目に見ました。クルマOKで、歩く人もOKなのになあ。小黒川はここからずっと川幅が広くなりますが、川水の清らかさは変わりませんでした。道はここから2車線の広い舗装路になりました。
 美和湖沿いの国道152号線に出て、16時前にデポ地・道の駅に到着。新緑とアルプスの山々、楽しく、苦しく、やっぱり楽しい大満足の二日間ツーリング、無事終了。


南アルプススーパー林道入り口

小黒川沿いから、甲斐駒ヶ岳?

小黒川


 epilogue
 伊那ICで中央道に乗ったのが、17時。往路同様、途中1回の休憩で、22時に到着。沢山走った後に運転をすると、太ももの裏側(大腿二頭筋)が攣ることが時々あるのですが、この日はなぜか快調。クルマの流れもスムースで、このところ薄暗くなるとめっきり視力が落ちて運転がしづらくなることが多かったのも全くなし。自転車の走力は随分落ちたなあ、と感じた今回でしたが、クルマの運転はなんとかまだ少し大丈夫かな。
 入笠山周辺は、今回走った道以外にも、いくつかコースが取れそうです(通行止め区間を除いても)。入笠山山頂の展望も含めて、また再訪したいものです。ただもう少し、近ければなあ・・・。
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