笹無池ヶ谷林道・周辺の道

コース  海南町−笹無池ヶ谷林道−野根川・石林道東線−相川−穴瀬大内林道−海南町 
走行距離    約75キロ
最高地点    笹無池ヶ谷林道・小谷山直下(標高約750m)、石林道東線(標高約500m)、
走行日    2006年 1月 29日  MTB   天候:晴れ
 たまこさんのHPMinutemanさんのHPで紹介されているのを見て、前々から興味津々だった笹無池ヶ谷林道を走ってきました。 お二方がいずれも宍喰側(野根川側)から海部川側へ抜けるコースを取っていたからという訳ではありませんが、逆周りコースを設定。さらに、先日の淡路島・諭鶴羽山迷走の後遺症にもめげずに、25000分の1の地形図で見つけた石林道東線から皆津・相川へ抜ける道をオプションに設定。その目指す道が判明しないことも危惧しながらのツーリングでしたが、結果は予想以上に地道も楽しめる林道で大満足。参加していただけたのは、リョウさんK氏ひらきんちゃんすーさん
                                                         (2010年11月 7日更新)
    
                                      落ち葉積もる、笹無池ヶ谷林道を登る (笹無谷側)  
この日の客観的データ
       海南町−笹無林道入口−峠−野根川−東谷林道・峠−相川−大内穴瀬林道・峠−海南町
時間(時分) 9:30-----10:00-----11:45--12:30-----13:30------14:00------14:30--------15:40
距離(km)    0-------13--------27-----37-------45--------50---------55----------75
標高(m)     5-------30-------750----220------500-------160--------260-----------5
 午前7時、ちょうど吉野川河口に昇る日の出とともに河川敷に集合。その美しい日の出の写真を撮っていたすーさんが、出発直後・河川敷から土手に登ったところで「カメラを置き忘れた」と一騒動。ところが、実際は車の中に置いたのを忘れていただけ、という笑い話で一日が始まりました。道中自転車談義に沸きながら、国道55号線を南下。途中、毎度の事ながらコンビニで大量の補給食調達を行い、9時前にスタート地点の海南町・大砂海岸の駐車場に到着。各自食料をリュックに積め込んで、いざ出発。

スタート地点、海南町・大砂海岸

笹無池ヶ谷林道 (笹無谷側)
 走り始めて海部川(水量が極めて少ないのに驚き、一部では伏流となっているところさえあり)に沿って数キロ遡ったところで、笹無谷の標示を見つけて支流の右岸を左折。ところがどれほども進まないうちに民家の庭先に入り行き止まり。左折地点まで戻ると川の左岸に小さな「笹無池ヶ谷林道」の標示を確認することができました。改めて、こちらを再出発。
 再左折後ほどなく道は地道になりました。登り基調だからと上着を脱いだのですが、しばらくは山影で陽が当たらず、県南とはいえ冷え込んだこの朝は肌寒かったです。最初の3kmほどは比較的緩やかな勾配でしたが、その後次第に勾配は急になってきました。路面状況は、林業でクルマが通るためでしょうか、よく踏み込まれた部分もありましたが、結構荒れた部分もあり。それが繰り返されるパターンが続きました。

笹無池ヶ谷林道(池ヶ谷側)

笹無池ヶ谷林道(池ヶ谷側)
 不思議だったのは、時々突然アスファルト舗装に変わる部分があったこと。それも木目細かい上質な舗装状態。通常、林道の入り口(もしくは出口)付近のみが舗装ということはよく経験するのですが。そしてまた突然荒れた未舗装に変わります。後半は7%前後の勾配で、舗装部ではともかく未舗装部はなかなか堪えました。
 小谷山を東から回ったところで大休憩。林道はそこから小谷山山頂直下を東から西へトラバース。標高は700〜750m前後。たまこさんのレポートは1995年で約10年前。当時はこの付近からの展望が良かったらしいですが、木々が成長した昨今では、室戸方面の展望が木立間から時折見えるのみ。しかもぐんぐん気温が上昇したこの日は靄っていて、辛うじて室戸岬がぼんやりと判別できる程度でした。が、条件が良ければと太平洋の展望は素晴らしいだろうと思われました。

県道301と石林道への分岐部

石林道・登り始め
 トラバース区間の東端には、電波塔があり道が続いていました。そこへ登ってみると展望が開けたかもしれません。また西端近くに唯一の分岐点があり、南側へ降りる道となっており、「広岡池ヶ谷林道」との表示がありました。帰宅後「林道への案内板」で調べたところによると行き止まりとの表示でしたが、現在では宍喰町・広岡に通じているのかもしれません。3kmあまりのトラバース区間を過ぎると池ヶ谷側への下りに。こちらもほぼ全線ダートですが、路面状況は比較的良好でした。Minutemanのみなさんが走った時は、かなり荒れていたような写真も掲載されていますが、その後早急に補修されたようです。トラバース区間も下り区間も、なかなかいい地道なのですが、先に述べたように展望は地図上から期待するほどは望めません。残念ながらこれといった写真もなし。

石林道東線、野根川に沿って登る

石林道東線
 全長23kmほどの笹無池ヶ谷林道を終えると、県道301号線に突き当たり、今度は野根川に沿ってこれを遡りました。ここより奥に人家のない野根川の流れは美しく澄んでいました。山深い谷故に、快晴の真昼にもかかわらず川面まで陽が当たる部分は極僅かでしたが、陽が差し込んだ渕では文字通りエメラルド色の深い緑の輝きを放っていました。

石林道東線、稜線を目指して (標高350m付近)

貧田丸・遠望  (山腹に石林道東線が横切る)
 道はすぐに未舗装となりましたが、路面状態は極めて良好。勾配も緩やかでした。しかし、石林道西線の分岐を過ぎると勾配は一気に増し、川は谷底へと落ちて行きました。路面状況も悪化。この分岐点でも先に進むことを少しばかりためらいました。なんといっても、石林道から相川方面への道は事前に確認できていませんでしたので。
 少し担ぐか押しが入っても、地図上で相川方面から伸びる道までなんとか辿りつけるだろうと、やや楽観的にもみていましたが、実はそのまま引き返す羽目になるのではと、内心ヒヤヒヤもしていたのです。と言うわけで、ここから先はただひたすら相川への分岐点がわかるかどうか、わかったとしても進めるかどうかが気懸かりになりながら進みました。

石林道東線はさらに続くが、この手前で右折、相川へ

石林道東線、相川への分岐部から登ってきた南方向
 途中一度だけ遠くに見えていた稜線が、標高400m付近で大きな右カーブを曲がると、前方近くに見えてきました。地形図からシュミレーションしていた通りの稜線とその手前・コル部分に、相川方面へ抜けると思われる切り通しらしき部分が確認できました。
 この右カーブから山肌を反時計周りに周っていく付近が、今回のツーリングで最も展望が開けたところでした。北に貧田丸が見え、石林道東線がずっと続いているのが見えます。標示では行き止まりとなっています(地形図でも道は無い)が、西線と繋がっていないか、もしくは山道で大木屋小石川林道に抜けられないかと期待・想像を膨らませる光景でした。どなたかご存知の方がいらっしゃれば、是非ご一報を。

石林道東線から相川への切り通し

切り通しから皆津・相川への林道
 右カーブ地点から見えた通り、皆津・相川方面への道は、まさにその切り通しからでした(標高約500m)。ちょっと登った後は、いきなり20%近い下りの荒れた道でしト。その後も崩壊寸前の部分もあったり、そのまま前転してしまいそうな急勾配も何ヶ所かありましたが、全体としては路面はまあまあの状況で100%乗車可能でした。一気に標高130mくらいまで下ります。相川方面への道が確認できないか、できても2km程は押し・担ぎを覚悟していただけに、これはうれしい誤算でした。
 皆津の小さな集落まで下ると完全舗装の県道298号線になりました。時々数軒の集落が見られますが、いずれも手入れの行き届いた小奇麗な佇まいでした。結局笹無池ヶ谷林道の入り口からここまでにすれ違った車は、猟をしていると思われた3匹の犬を荷台に乗せた軽トラ一台のみでした。

皆津・相川への林道

皆津・相川への林道
 さらに下った大内で「この先工事中、通行止め」の表示。で、穴瀬大内林道という回り道を進むことになりました。林道とは名ばかりの舗装道路でしたが、高々100m強の標高差が結構堪えました。峠から下った穴瀬谷川沿いは、間伐でよく整備された杉木立の中を進む快走路。狭い路の中央では終日陽が当たらないためか苔生していたのもなかなか風情がありました。再び相川沿いの県道298号線に戻ると、川幅は随分と広くなっており、まもなく海部川本流に合流。この日登りはじめであった笹無谷より上流わずか約1km弱(尾根筋ひとつ北側)の地点。6時間ほど前に走った道を大砂海岸まで引き返し、一日が終了。

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