桜を巡るサイクリング


 以前はさほど気に留めなかった桜の花ですが、HPを開始した頃から年とともに開花が気になるようになってきました。毎年その季節になると、じっとしておられず、近場から少し離れたところまで、時間の許す限り花咲くところを訪れるこの頃です。ただ花の見頃は僅か数日。近場なら平日の早朝・仕事前に訪ねることも可能ですが、ちょっと離れた場所になるとそういうわけにはいきません。休日、天候、仕事、そしてなにより花の開花具合がうまく一致することは、そう多くありません。

2005.04.10 木屋平・国道438号線沿いの民家にて
 これまでに桜の花を楽しむことを主な目的として走った記録を、今回桜の写真を中心にまとめてみました。再編集しながら改めて思い至ったことは、私にとって、満開の桜を愛でることはもちろんですが、サイクリングの一環として訪れるということに重要な意義があるのだなあということでした。写真はサイクリングの片手間・記録として撮ったもので、2008年までは全てコンデジ。入門用デジ一を手にした後も、手持ちでオートモード&JPEG。桜の写真としては、それなりのものばかりですが、みなさんの花見サイクリングの参考になれば幸いです。
 上の写真は、みなさん良くご存知の木屋平・一民家の枝垂れ桜。初めて訪れたのは、2005年。実はその時まで、この桜の存在を全く知りませんでした。噂に聞いて期待して訪れた明王寺の枝垂れ桜が既に葉桜であったので、標高の高い川井峠(枝垂れ桜があると聞いていた)ならまだ咲いているかもしれないと足を伸ばしてみたところ出会ったのが、この枝垂れ桜。シバザクラの濃桃色と菜の花の黄色、そして水仙の花が、零れ落ちるように咲く枝垂れ桜と相まって春爛漫を演出。思わず歓声を上げてしまう光景でした。私の桜を巡るサイクリングは、ここから始まったように思います。
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